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2013年12月13日(金) 東奥日報 ニュース



■ 十和田で再生エネ普及フォーラム

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市民らの質問に答える形で行われたパネル討論
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 十和田市のNPO法人「どんぐりの森・山楽校」(理事長・川村清市北里大学名誉教授)は12日夜、同市の市民文化センターで、再生可能エネルギーをテーマにした市民フォーラムを開いた。パネル討論などに登壇した識者は、市民・地域主導で取り組んでいくことが再生エネの一層の普及につながる─などと説いた。

 パネル討論は主に、傍聴席の市民らの質問に、識者らが答える形で行われた。

 市民レベルで再生エネを始めるにはどこに相談すればよいのか─などの質問に、日本環境学会前会長の和田武氏は「社会全体に広げようとするのであれば、自治体がサポートできる体制を組むことが大事」と説明した。

 和田氏はまた、企業が地域住民の取り組みを支援している欧州の事例を挙げ、日本でも企業やNPOなどが支援の中心になる可能性を指摘。その上で「市民の方からどんどん要求を出して、どこにでも(再生エネ)設備ができる状況をつくらないといけない」と話した。

 出力300キロワット級の中型風車生産などを手掛ける橋りょう、鉄骨メーカー「駒井ハルテック」(東京)の豊田玲子氏は「企業の存続は重要だが、企業だけが独り勝ちするようなビジネスの形態は成り立たない。地球環境や社会に貢献する形で存続させるように努力している」と強調した。

 このほか、農業用水を利用した小水力発電などに関する講演なども行われた。

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