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2013年12月13日(金) 東奥日報 ニュース



■ 奥入瀬焼山活性化へ基本計画素案

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 十和田市は12日、「奥入瀬焼山活性化基本計画」の素案を市議会全員協議会に示した。奥入瀬・焼山地域の貴重な自然を守り、活用しながら、温泉、花、アートなどの要素を組み合わせて滞在型観光につなげ、リピーターや定住者の増加を目指す内容。温泉郷エリアへの拠点施設整備や、奥入瀬渓流のエコツーリズムを推進するミュージアム・センターの整備などを新たに掲げた。

 同計画は、十和田湖や奥入瀬渓流の玄関口に位置する焼山地域の魅力を向上させることで、周辺地域への誘客や観光産業の振興につなげるのが狙い。公募型プロポーザルで業務委託先に選ばれたナンジョウアンドアソシエイツ(東京)が素案を策定した。

 素案では、同地域を「十和田湖温泉スキー場エリア」「十和田湖温泉郷エリア」「奥入瀬渓流館・湧水館エリア」などに区分。スキー場エリアでは、休憩スペースなどを持つエントランスハウスのほか、花やアートを通年で楽しめる仕掛けや体験型施設を整備する。

 また、温泉郷エリアには、アートスペースや観光案内、足湯など焼山の魅力を発信する拠点施設を新設。空き地や空き家を活用したフラワーガーデンやアートプロジェクトを展開する。渓流館エリアでは既存の建物を増改築するなどして奥入瀬エコツーリズムのセンター機能を持たせる。

 このほか、市が試掘で確保した新たな温泉源を活用した温室栽培、アーティストが滞在しながら制作するレジデンス・スタジオの整備なども盛り込んだ。

 計画の目標はおおむね3〜5年で、事業費は未定。1月中に地元などで説明会を開催するほか、市民からの意見募集も行って計画に反映させ、年度内に策定する。

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