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うみねこ号乗客15%増/種差海岸
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八戸市は12日までに、三陸復興国立公園に指定された種差海岸の観光振興のため、10月まで実施した事業の実績をまとめた。JR鮫駅と種差海岸駅の間を1日7往復する遊覧バス「ワンコインバス・うみねこ号」(4〜10月)の乗客数は、前年比15%増の2万1963人と好調だった。
深久保漁港を発着し船上から海岸の景観を楽しむ新規事業「種差ぐるっとクルージング」(7、8月の土日祝日)の利用者は294人。悪天候時を除き14日間、定員10人で1日4便運航し、全体の乗船率は50%を超えた。
初めて行った鮫角灯台の一般開放(4月27日〜10月27日の土日祝日)の入場者は1万1533人。52日間開放され、1日平均入場者数は221人だった。
種差天然芝生地での乗馬体験(6〜9月の土曜のうち6日間)の参加者は414人で、1日平均69人。無料だった昨年(同93人)から減ったが、市は「今年は有料化にもかかわらず参加者が多かった」としている。
一方、自転車貸し出し事業(4月26日〜10月31日の毎日)の利用者は138人と伸びなかった。
市観光課の田中一美課長は取材に「種差海岸への入り込み客数を正確に把握したデータはないが、国立公園指定で県内外から多くの人が訪れていることがうかがえる」とした上で、「実績を基に見直すべき点は見直し、来年度も事業を続けていきたい」と話した。
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