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足付き大型板状土偶の足14日公開
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西目屋村の水上(2)遺跡で今秋発掘された「足付き大型板状土偶」の右足部分など(県埋蔵文化財調査センター提供) |
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本年度に県内で行われた埋蔵文化財の発掘調査の成果を広く県民に知ってもらおうと、県公立発掘調査機関連絡協議会と県埋蔵文化財調査センターは14日、青森市の県総合社会教育センターで発掘調査報告会を開く。西目屋村で今秋見つかった縄文時代の珍しい「足付き大型板状土偶」の右足部分を初公開するなど、県内10遺跡の調査報告と遺物展示を行う。入場無料。
津軽ダム建設事業に伴う発掘調査が行われている同村の水上(2)遺跡は、縄文時代前期から後期の大規模集落で、足付き大型板状土偶の右足部分のほか、竪穴住居跡148棟、石棺墓23基などが発掘された。足付き大型板状土偶の足は長さ11.3センチ、幅5.2センチで、指やくるぶしが表現されている。別の地点から出土した胴部分と接合した。土偶全体は出土していないが、相当大きかったと推測される。
調査報告では、旧石器時代1遺跡、縄文時代4遺跡、縄文時代と古代の複合3遺跡、中・近世2遺跡の発掘調査成果を各担当者がスライドなどを使って紹介する。会場には、出土した遺物や調査風景のパネルを展示する。
調査報告は午前10時から午後3時半まで。展示は午前10時から午後4時半まで。申し込み不要。問い合わせは県埋蔵文化財調査センター(電話017-788-5701)へ。
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