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知事らソウル線維持へ訪韓
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低迷する青森−ソウル線の利用回復に向け、三村申吾知事をトップとする訪韓ミッション団が11日、青森空港を出発した。同線は日韓関係の悪化などで9月以降搭乗率が落ち込んでおり、年間利用者数も昨年実績を下回る見通し。三村知事は「ソウル線は今回特に厳しい状況だ。今までにない強い決意と覚悟で臨みたい」と語った。
一行は三村知事のほか若井敬一郎・県商工会議所連合会会長ら官民16人で構成。12日にソウルの大韓航空や韓国観光公社、旅行エージェントなどを訪れ、韓国側からの利用増への協力を求める。
青森空港で行われた出発式では、三村知事に続き大韓航空青森支店の李相勲支店長があいさつし、「路線に懸ける熱意を、思い切りぶつけてきていただきたい」と呼び掛けた。
青森−ソウル線は東京電力福島第1原発の汚染水問題や日韓関係の悪化などで、秋に入り搭乗率が急落。8月に77%あった平均搭乗率は、9月にはおよそ10年ぶりに40%を割り込み、11月も43.4%と厳しい状況に立たされている。今年の利用者数は11月末時点で2万6203人と、前年同時期(3万373人)に比べ4千人余り減っている。
三村知事は韓国でのプロモーション後、13日に台湾へ移動。16日までの日程で、地元の航空会社に対する青森へのチャーター便運航要請や、県産リンゴ輸出拡大に向けた各種キャンペーンを行う。
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