オカザえもん
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概要
オカザえもんは、2012年11月1日から12月2日までのあいだ愛知県岡崎市で開催された現代美術展「岡崎アート&ジャズ 2012」に、現代美術作家の斉と公平太が出展した作品である[1]。もともとはイラストだったが、同美術展を機に絵から抜け出し、市内外のイベントやライブに出没し始めた[2][3]。
2013年4月1日、「あいちトリエンナーレ2013」の開催に合わせ、岡崎市から「岡崎アート広報大臣」に委嘱される。任期は1年間[4]。翌日4月2日、地元紙「中日新聞」夕刊の1面に取り上げられ[5]、その頃から市民に広く知れ渡るようになった。
同年7月1日、「岡崎ジャズメッセンジャーズwithオカザえもん」の一員としてミュージシャンデビュー。岡崎公園内の岡崎城二の丸能楽堂にてお披露目公演が開かれた[6]。岡崎ジャズメッセンジャーズは、サックス、トランペット、トロンボーンの3人組。彼らの演奏と歌に合わせて踊りながら岡崎市のPR活動を行う[7]。
同年7月10日、日本百貨店協会が主催する「ご当地キャラ総選挙2013」の地区予選結果が同ホームページで発表され、中部5県から1位に選出された[8]。選挙活動中に「地区予選を1位になったらバンジージャンプをする」と宣言していたため、7月18日には南知多町の南知多グリーンバレイで公約を実行。その際に「恐怖で顔が縮む」という新設定で小顔バージョンを披露した[9]。
同年8月6日、「ご当地キャラ総選挙2013」決勝大会の結果が東京都内で発表され、全国2位を獲得[10]。程なくして「ゆるキャラグランプリ2013」(11月24日開催)への出馬を表明。9月16日、同選挙に向けての[11]出陣セレモニーが岡崎まぜめん会の主催で開かれた[12]。ゆるキャラグランプリの1位に輝いた際の公約として「スカイダイビングをする」と宣言した[13]。
同年11月15日、本名の岡崎衛門之介名義で『オカザえもんの八丁味噌レシピ』(主婦の友社)を上梓した。味噌煮込みうどんや味噌カツが「名古屋めし」と呼ばれ、岡崎が発祥である八丁味噌が名古屋発祥と思われていることに危機を感じ、制作したという。ご当地料理「岡崎まぜめん」など計60のレシピが掲載されている。同書の副題は「おっさんでも作れるキモかわ料理でござる」[14][15]。
同年11月24日、「ゆるキャラグランプリ2013」において、全国22位を獲得した[16]。オカザえもんより上位のキャラクター21体中、自治体の公認キャラクターは17体を占め(そうでないものは、かわりみ千兵衛、コアックマ&アックマ、あたまがふくしまちゃん、おけわんこの4体のみ)、1年前に誕生したばかりの、未だ自治体から公認されていないオカザえもんが22位に選ばれたのは快挙と言える。
主なメディア・イベント出演
- 2013年3月3日 - やはぎかん5周年春まつり(岡崎市西部地域交流センターやはぎかん)
- 2013年4月20日 - 大江戸時代劇コメディー・大岡さばき2013(茅ヶ崎市民文化会館大ホール)
- 2013年5月16日 - NHK総合テレビ 「MUSIC JAPAN」出演
- 2013年6月2日 - キャラクターフェスティバルinモリコロパークVol.2
- 2013年7月15日 - 都市対抗野球大会・三菱自動車岡崎対パナソニック戦
- 2013年8月3日 - NHK総合テレビ 「双方向クイズ 天下統一」出演
- 2013年8月10日 - あいちトリエンナーレ2013 開幕記念出発式[17]
- 2013年8月18日 - すみだストリートジャズフェスティバル
- 2013年9月18日 - CBC 「ゴゴスマ -GO GO!Smile!-」生出演
- 2013年9月29日 - 中京競馬場60周年記念イベント[18]
- 2013年10月6日 - 第15回全日本ダウンヒル・ダービー選手権大会(愛知産業大学)
- 2013年10月9日 - あいちトリエンナーレ2013 オフィシャルショップ「オカザえもん展」初日(名古屋三越栄店・10月21日まで開催)[19]
- 2013年10月12日 - 同上・五十嵐太郎芸術監督と対談(名古屋三越栄店)[20]
- 2013年10月13日 - 第60回岡崎市民体育祭(岡崎中央総合公園)
- 2013年10月27日 - あいちトリエンナーレ2013 岡崎会場クロージングイベント ~また逢う日まで~[21]
- 2013年11月2日~3日 - 秋の市民まつり(岡崎公園ほか)[22]
- 2013年11月10日 - ぬかたふるさとまつり(岡崎市立豊富小学校)
- 2013年11月17日 - りぶらまつり(岡崎市図書館交流プラザりぶらホール)
- 2013年11月25日 - ケーブルテレビ・ミクス 「オカザえもんに聞け!」出演。初回はWEB動画放送も行う[23]
- 2013年12月1日 - キディランド吉祥寺イベント(キディランド吉祥寺店)
作者
備考
- 1972年7月1日生まれ、「バツ1」という設定(7月1日は岡崎市の市制記念日)。本名・岡崎 衛門之介(おかざき えもんのすけ)[26]。「オカザえもんJr.」という4歳の子供がいる。
- 趣味はジャズ音楽鑑賞と現代美術鑑賞。好きなジャズは、マイルス・デイヴィスの『ダーク・メイガス』とチャールズ・ミンガスの『直立猿人』とサブちゃん(北島三郎)[27]。オカザえもんJr.が生まれる前(推定)、岡崎市内を流れる乙川で妻とデートをしたとき、ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビイ』のレコードを妻にプレゼントしている[28]。
- 作者によれば、オカザえもんは古いパプアニューギニアのお面に着想を得て生まれたものだという。「情報社会に生きる我々が、蓄積された自身の記憶を一瞬忘れるようなビジュアルにしたかった。原始のパプアニューギニアで生まれたお面には、その力があると思った」と述べている[29]。
- 喋ることができないので、意志を伝達するための黒マジックとスケッチブックは欠かせない。
- 岡崎ジャズメッセンジャーズのオリジナル曲である「オカザえもんのブルース」は、オカザえもん自らが作詞した[30]。
- 関連グッズが多数販売されているが、作者は「市のPRに活用してほしい」と、市内の業者に限って「著作権料はいらない」と申し出ている[31]。
- 「岡崎 衛門之丞」という兄がいる。オカザえもんが体調不良で休養した際代役を務める[26][32]。
- 2013年8月、岡崎市出身で徳島県東みよし町在住の20代女性が考えた「オカザえんぬ」という女性版キャラクターが誕生した。ピンクの衣装に身を包み、頭にはピンクのリボンを付けてスカートをはいている。オカザえもんがあこがれの人で永遠の19歳という設定[33][34]。同年10月6日、オカザえんぬは岡崎市内で行われたイベントの会場でオカザえもんとの初対面を果たし、その模様は各メディアでも報道された。「ゆるキャラの恋」と評した新聞もあった[35][36]。
- 2013年9月、名古屋市のロックバンド「6eyes」が、その名も「オカザえもん」という曲を発表。同曲のビデオクリップに兄と共に出演した。
- 2013年10月、「岡崎まぜめん」のプロモーションビデオ「岡崎まぜめんラップ ~混ざり合いは、正に愛~」(総合プロデュース・CODE-G HIDEBOW、監修・岡崎まぜめん会、撮影編集・ 三河インターネットテレビコミュニティ各局)が制作され、同ビデオに出演した。オカザえもんの他に、グレート家康公「葵」武将隊、勝手に観光大使 岡崎miso娘、味噌崎城、T・C Sprout(豊川市)等がボランティアで参加している。編集は、インターネットTV局 こちら三河放送局が担当。
- 2013年11月、「ダ・ヴィンチ電子ナビ」の取材で「読むと元気になりそうな本」5冊を選ぶ。オカザえもんが選んだ5冊は、『スローニン』(吉田聡)、『刑務所の中』(花輪和一)、『ケイブンシャの大百科09 松田聖子野菊の墓大百科』、『JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-』(ジュリアン・コープ)、『シャワーのあとで』(川島なお美)[37]。
- 「岡崎アート広報大臣」の肩書きがなくなる2014年4月1日以降は、出演依頼等の窓口が岡崎市役所文化総務課から作者の家族が設立した会社に移る予定[38]。
書籍
- 『オカザえもんの八丁味噌レシピ』 (主婦の友社、2013年11月) ISBN 978-4072924747
- 『岡崎衛門之介公式フォトブック 岡崎市で…オカザえもん!』 (辰巳出版、2013年12月) ISBN 978-4777812707
脚注
- ^ 岡崎市文化事業発進業務『PRキャラバン隊』プレスリリース
- ^ “妻に逃げられた子持ちの40歳 オカザえもんに問い合わせ殺到「キモかわいい」”. スポーツニッポン. (2013年5月1日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ 岡崎アート&ジャズ2012Facebook - オカザえもん記者発表会
- ^ “若い女性に人気!オカザえもん 岡崎市 アート広報大臣に委嘱”. 東海愛知新聞. (2013年4月2日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ 中日新聞 2013年4月2日、夕刊、D版、1面 「『気持ち悪いよ』岡崎ゆるキャラ がんばれオカザえもん」
- ^ “オカザえもん、バンドデビュー 7月、岡崎公園”. 中日新聞. (2013年6月21日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ 岡崎ジャズメッセンジャーズ岡崎市PRキャラバン隊
- ^ “「オカザえもん」ご当地キャラ総選挙で中部代表-強敵居並ぶ決勝へ”. 岡崎経済新聞. (2013年7月12日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ “岡崎のキャラクター「オカザえもん」、公約守りバンジージャンプ”. 岡崎経済新聞. (2013年7月18日) 2013年9月9日閲覧。
- ^ “発信力は家康級 オカザえもん、総選挙2位”. 朝日新聞. (2013年8月7日). オリジナルの2013年8月7日時点によるアーカイブ。 2013年8月7日閲覧。
- ^ “ふなっしーより強烈、2位・オカザえもんがキモ可愛い”. 女子SPA!. (2013年8月21日) 2013年8月22日閲覧。
- ^ “岡崎公園で「オカザえもん」が「ゆるキャラグランプリ」1位目指し出陣セレモニー”. 岡崎経済新聞. (2013年9月17日) 2013年9月17日閲覧。
- ^ “オカザえもん:奮闘、ゆるキャラGP1位を トリエンナーレで引っ張りだこ、芸術監督と対談も /愛知”. 毎日新聞. (2013年10月26日) 2013年10月28日閲覧。
- ^ “おっさんでも作れるでござる! オカザえもんが「八丁味噌のレシピ本」を書いたらしい”. えん食べ. (2013年11月15日) 2013年11月15日閲覧。
- ^ “オカザえもんが紹介 八丁味噌のレシピ本”. 読売新聞. (2013年12月1日) 2013年12月2日閲覧。
- ^ ゆるキャラランキングゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト
- ^ “アート@あいちトリエンナーレ:東岡崎駅一日駅長、オカザえもんが「出発進行!」”. 毎日新聞. (2013年8月10日) 2013年8月22日閲覧。
- ^ “ゆるキャラ15体が「激走」 中京競馬場の60周年記念”. 朝日新聞. (2013年9月30日) 2013年10月5日閲覧。
- ^ “総選挙2位「オカザえもん」 名古屋でグッズ公開イベント”. スポーツニッポン. (2013年10月8日) 2013年10月9日閲覧。
- ^ あいちトリエンナーレ2013 五十嵐芸術監督とオカザえもんとの対談を行います!愛知県
- ^ “オカザえもんと記念撮影で閉幕 トリエンナーレ”. 中日新聞. (2013年10月28日) 2013年10月28日閲覧。
- ^ “岡崎で秋の恒例イベント-ギネス挑戦やステージ、体験、グルメなど”. 岡崎経済新聞. (2013年11月4日) 2013年11月5日閲覧。
- ^ チャンネルミクス番組紹介 - オカザえもんに聞け!
- ^ ちなみに、名古屋市中区の長者町アートアニュアルの公式キャラクター「長者町くん」も斉とがデザインしたものである。(参考画像)
- ^ “「部外者」が起こすイノベーション(テクノロジー編集部BLOG)”. 日本経済新聞. (2013年4月26日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ a b “「オカザえもん」体調不良で「兄」が代役出演へ”. 読売新聞. (2013年9月20日) 2013年9月20日閲覧。
- ^ ほのぼの「オカザえもん」マンガ 第1話オカザえもんFacebook 2012年9月4日
- ^ ほのぼの「オカザえもん」マンガ 第6話オカザえもんFacebook 2012年9月13日
- ^ “総選挙2位のオカザえもん 実は芸術作品”. 朝日新聞. (2013年8月13日). オリジナルの2013年8月15日時点によるアーカイブ。 2013年8月15日閲覧。
- ^ “「岡崎ジャズメッセンジャーズ」トリオ結成-オリジナル曲披露、オカザえもんも”. 岡崎経済新聞. (2013年7月2日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ “キモかわいくて欲しくなる 愛知の「オカザえもん」商品”. 朝日新聞. (2013年6月22日) 2013年7月16日閲覧。
- ^ オカザえもんを救え! オカザえもんの兄 登場!岡崎市PRキャラバン隊
- ^ “オカザえもん似の「えんぬ」誕生 徳島・東みよし”. 朝日新聞. (2013年10月2日) 2013年10月4日閲覧。
- ^ “「オカザえもん」に恋人キャラ?-徳島・東みよし町から「オカザえんぬ」帰郷”. 岡崎経済新聞. (2013年10月5日) 2013年10月5日閲覧。
- ^ “オカザえもん・えんぬが初対面 ゆるキャラの恋”. 朝日新聞. (2013年10月7日) 2013年10月7日閲覧。
- ^ “愛知産業大で「ダウンヒル・ダービー選手権」-オカザえもんも坂下り”. 岡崎経済新聞. (2013年10月7日) 2013年10月9日閲覧。
- ^ ご当地キャラ総選挙2013 2位! 衝撃のゆるキャラ『オカザえもん』が選ぶ読むと元気になりそうな本ダ・ヴィンチ電子ナビ
- ^ 中日新聞 2013年12月5日、朝刊、西三河版、16面 「オカザえもん フリーに 『広報大臣』を来春卒業」
参考文献
- オカザえもん騒動について(岡崎市長・内田康宏のブログ)
- オカザえもん、おそれいりました!(同・内田康宏のブログ)
- 「岡崎アート&ジャズ2012」開会式(同・内田康宏のブログ)
- 岡崎まぜめんラップ(プロモーションビデオ)
- オカザえんぬ - Facebook
外部リンク
- オカザえもん公式サイト
- オカザえもん - Facebook
- オカザえもん公式アカウント (okazakiemon) - Twitter
- 岡崎市PRキャラバン隊
- オカザえもん出没情報 - 岡崎市役所
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最終更新 2013年12月18日 (水) 12:13 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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