2013年12月13日

とらふぐ亭町田店

/立ち飲み串揚げ居酒屋ホームラン@大口にて牛スジ煮込み/とらふぐ亭町田店にて泳ぎ特選白子コース/

 お昼はほうれん草の白和え、日替わりの豚生姜焼き弁当。
 夜は飲み会でカロリー摂取量多めなので、お昼はお弁当でホンのわずかな抵抗。

 仕事が終わって飲み会まで時間の余裕があるので、立ち飲み串揚げ居酒屋ホームラン@大口ホームページ)、にて1人0次会。
 わざわざ線路を越えてお店の前まできても、満席(ってのはおかしいか、かといって満員もおかしいし)に近くて中々入れませんでした。
 寒い冬だからビールというのもアレなので、焼酎のお湯割りを。
 芋とか麦とか揃っているのに銘柄を聞かれずに作ってくれるのは、何ともステキな立ち飲み屋です。

 牛スジ煮込み500円(だったかな)、レギュラーメニューではなく短冊貼りだし型の季節限定メニュー。
 何にも期待していなかったらこんなにてんこ盛りでびっくり、量が多ければいいと言うことではなく、美味しくて量が多いのがステキ。

 辺りを見渡してみると一杯、二杯、飲んで帰るお客さんは皆無で、何人かで連れだってじっくり飲むお客さんが殆ど。
 色々な立ち飲みがあるなぁと思いつつ、新生姜揚げ、よくは分からないけど大阪では普通に見かけるのに東京では滅多に見かけない。

 とらふぐ亭町田店ホームページ)。
 7時頃から予約したかったのですが、大きな宴会が入っていて8時15分からの開宴、ほんの少し早く入店すると店員さんがにこやかに迎えて下さいました。

 ホームページを見るとふぐ鍋が有る「泳ぎてっちりコース」と無い「泳ぎてっさコース」があって、有るコースにオプションで白子を付けてくださいとお願いしたら、ホームページには紹介されていない冬季限定のコースの「泳ぎ特選白子コース」があるという。

 寒い冬だからビールというのもアレなので、シャルドネ テラザス4500円。
 和食だから国産のワインを合わせるべきかもしれないし、どうせなら旬の地酒がベストなのかも知れないけど、今夜はアルゼンチン産の白ワインで。

 お通し代わりの皮刺し、口付けとしてはこのくらいの量が一番いい。
 ふく料理って、居酒屋で単品販売されていることが少ないので、大抵は専門店のコース料理になるわけで、そうすると中々食べられないことになり。
 この皮刺しを頂くと「ああ、今年も冬が来たんだなぁ」と思います。

 続けて間髪を入れず泳ぎてっさ、ある意味この刺身が本日のメイン。
 まあ、私にとってふく料理ってどれもメインなんですけどね、大きな平皿に綺麗に盛り付けられているのは見栄えがいいけど、一人前ずつ用意されている方が好み。
 食べ方は人それぞれですが、私はネギを二切れか三切れで巻いて、少しだけポン酢をつけて頂きます。
 脂身の殆ど無いふくの身の美味しいこと美味しいこと。

 そして本日のメイン、白子料理。
 とらふぐ亭の白子料理は鍋(てっちり)に入れる、天麩羅にする、焼く、生で、の4通りですので、今日は焼きと天麩羅で。
 白子天麩羅、大きめで形の良い白子を薄い衣で揚げてあり、塩で頂きます。
 とろり、いや、ねっとりとした食感にもう言葉がありません。

 もう一つの白子料理である焼き白子、毎回この小さい器に入って提供されるのですが、焼く時は七輪なのかな。
 先の天麩羅のねっとりとした食感の更に上をいくねっとりさ、この世にこんな美味しい料理があることが信じられない。

 さて、とらふぐ唐揚げ。
 骨に近い部分の身なのでちょっと食べにくいですけど、大胆に手で持って頂きます。
 まあ、マニュアル化されているのでしょうけど、このあたりで冷たいおしぼりが出され、温かいおしぼりが下げられます。
 マニュアル化されていても、可愛い女性店員さんが「こちらをどうぞ」と持ってきて下さると、嬉しいですね。

 ふくを十分堪能したところで泳ぎてっちり、簡単に言えばふく鍋です。
 とらふぐ亭ではここで出されるふくの身は今〆たばかりと必ずぴくぴくと動いているんですよね。
 紙の鍋のダシが煮立ったら先ず骨付きの身を入れ、十分に煮えた頃に薄い身を入れ、しばらくしたら手繰ってポン酢につけて頂きます。
 世の中に何種類の鍋料理があるか知らないけど、てっちり以上の鍋料理を私は知らない。

 ワインを飲み終わってしまったので、ひれ酒780円を。
 働き出して数年してのボーナス、たまにはいいだろうと奮発して初めてふく料理を頂き、その時に一緒に頂いたひれ酒のなんと美味しかったことか。
 今日のひれ酒もその時に味に勝るとも劣らない美味しさ、ああ、あっという間につぎ酒500円。

 ラスト飾るのは(ラストじゃないけど)雑炊、雑炊無くしてふく料理のコースは完結しません。
 大阪で食べていた頃は「私、居酒屋でバイトしたことあるんです」な人に作ってもらいましたが、「お作りしましょうか」とお声掛け頂いたので、遠慮せずに甘えることに。

 食後のデザート、私は甘味は殆ど欲しませんけど、好きな人はこれがないと。
 アイスケーキって言うのかな、ケーキアイスって言うのかな、もう名前も分からないほどなんですけど。

 会計をして下さったのが店長さんで、以前は歌舞伎町本店で働いていたこともあるとか。
 歌舞伎町店の話とか、天然ふぐの話とか、また食べに来ないと。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
相変わらずの食通ですね。
読んでるとフグ料理食べに行きたくなります。
淡白なフクには白ワインが合いそうですね。

ひれ酒はアルコールも魚の香りも結構キツくないですか?
本場山口でいただいた時は、追加でひれ酒を注文したのにも関わらず、飲みきれなかった苦い思い出があります(笑)
Posted by くまきち at 2013年12月18日 22:06
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/82762732
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック