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できごと
「日本の頭脳」に不正アクセス…京大などのスパコン、データ流出なし
2013.12.18 21:02
[westライフ]
京大などのスーパーコンピューターの認証システムが10月に不正にアクセスされていたことが18日、文部科学省への取材で分かった。スパコン本体へは侵入されておらず、データの書き換えや情報流出などは確認されていないという。
文科省によると、不正アクセスがあったのは、京大基礎物理学研究所と筑波大計算科学研究センター、高エネルギー加速器研究機構のスパコン。何らかの方法で盗んだ実在の研究者のパスワードなどを使用したとみられる。
両大学と同機構のスパコンは延べ約860人の研究者が利用し、宇宙物理学や素粒子物理学の研究をしている。不正アクセス発覚後に利用を停止し、認証方式を変更するなどして再開した。文科省は3機関に再発防止とセキュリティー対策の強化を求めた。
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