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高エネ研のスパコンにも侵入12月18日 17時42分
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大学にあるスーパーコンピューターの認証システムがことし10月に相次いで不正侵入された問題で、茨城県つくば市にある「高エネルギー加速器研究機構」にあるスーパーコンピューターの認証システムも、同じ時期に不正侵入されていたことが分かりました。
高エネルギー加速器研究機構には2台のスーパーコンピューターがあり、素粒子物理学や宇宙物理学を中心におよそ50人の研究者が利用しています。
研究機構によりますと、ことし10月、それぞれのスーパーコンピューターの認証システムに対して、2人の研究者になりすました不正侵入が行われたということです。研究に使われたデータが流出するなどした形跡はないということです。
ことし10月には、京都大学基礎物理学研究所と筑波大学計算科学研究センターにあるスーパーコンピューターの認証システムが相次いで不正侵入されていて、研究機構は被害を受けた時期がほぼ同じことや、狙われたシステムが似ていることなどから関連を調べています。
高エネルギー加速器研究機構は、セキュリティー対策を強化するためスーパーコンピューターを今月9日まで停止していて、「利用者にはご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」としています。
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