時の人がサプライズ！ＭＬＢ決断マー君、ＡＫＢ紅白始球式に登場

ＡＫＢ４８紅白歌合戦で始球式を行った楽天・田中。メジャー挑戦会見後“初の公の場”がＡＫＢのイベントとは、アイドルおたくの真骨頂？　（撮影・北野浩之）（写真：サンケイスポーツ）

　「第３回ＡＫＢ４８紅白対抗歌合戦」が１７日、東京・水道橋の東京ドームシティホールで行われ、プロ野球楽天の田中将大投手（２５）が審査員を務めた。この日、米大リーグ挑戦を表明したばかりの“渦中の人”の登場に、メンバー一同は仰天。アイドル好きのマー君は始球式や優勝旗のプレゼンターを務めるなど、つかの間の休息を楽しんだ。

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　「始球式にふさわしいスペシャルゲストを紹介します。東北楽天ゴールデンイーグルス、田中将大投手！」

　司会の堺正章（６７）が呼び込む声に、総監督で田中の“推しメン”でもある高橋みなみ（２２）は「えー！」と仰天。スーツ姿のマー君を、満場の２０００人が「日本一おめでとう！」と大歓声で迎えた。

　この数時間前にメジャー挑戦を正式表明したばかり。仙台の会見では時折厳しい顔も見せていたが、「アイドル大好きですよね」という堺に、「大好きです」とデレデレの表情で即答した。

　ただ、最近はももいろクローバーＺのファンとしても有名で「ＡＫＢがナンバーワン？」と聞かれると、「そうですね…」と声を詰まらせ場内は一転ブーイング。ＨＫＴ４８の指原莉乃（２１）から「本当ですか？」と突っ込まれ、最後は右手を前に出し「ゼエ〜ット！」とももクロの決めポーズで開き直り、見事に笑いを取った。

　これまで何度もＡＫＢ公演に足を運んでいるが、イベントへの出演は初めて。関係者によると、ＡＫＢ側は日本シリーズ後にオファー。偶然にも米球界への挑戦表明と重なった。会場には妻でタレントの里田まい（２９）の姿もあった。ちなみに第１回のゲストは田中の師匠、野村克也氏（サンケイスポーツ専属評論家）だった。

　この日は審査員だけでなく、開演を告げる始球式や優勝旗のプレゼンターとしても大活躍。いよいよ日米球界を巻き込む騒動が本格化したが、この夜はそれを一瞬忘れ、両軍総勢１２７人、２４組の対戦を堪能。「素晴らしいパフォーマンスを見せてもらった」と、一人のアイドルファンとして楽しんでいた。