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刀根早生柿の初出荷 佐賀・武雄市

2013年10月03日 18時06分 更新


  • 収穫後に渋抜きされ、選果作業を待つ刀根早生柿

  • 刀根早生柿を1個ずつ丁寧に箱詰めする選果担当の女性たち

 佐賀県武雄市のJAさがみどり地区武雄野菜集荷所で、刀根早生(とねわせ)柿の出荷が始まった。選果担当の女性たちが色や形、大きさを確かめながら、つややかなだいだい色の果実を手作業で箱詰めしている。

 JAさがによると、刀根早生柿は種なしの渋柿で、収穫後に二酸化炭素を使って渋抜きをする。武雄地区刀根早生柿研究会に所属する農家を中心に32戸が計4・1ヘクタールの畑で刀根早生と平核無(ひらたねなし)の2品種を栽培している。同研究会の橋口春俊会長(82)は「玉太りがよく、糖度も上がっている」と話す。

 箱詰めは11月中旬まで続き、県内や長崎県などの青果市場で取引される。今年は昨年よりやや多い73トン、販売高1200万円の出荷を見込む。 







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