『ウォーキング・デッド』シーズン4
第2話『感染』のあらすじ完全版です。
※ここからは、『ウォーキング・デッド』
シーズン4第2話の内容に触れています。
知りたくない方はご注意ください。
夜、フェンスの前からウォーカーを照らすライト。
何者かがフェンスの金網の穴から、ネズミをウォーカーに与えます。
それをむさぼり食うウォーカー。
刑務所の一室では、タイリースとカレンがキスをしています。
カレン(以下カ)『何考えてるの?』
タイリース(以下タ)『昨日のことさ。ザックが・・・
俺には止められなかった。』
カ『私もよ。』
カレンの腕には『rock paper sissors(じゃんけん)』
の文字が入ったブレスレットが。
タ『みんながよく知ってた。新しくやって来た人も、
すぐ俺の人生からいなくなってしまう。大したことじゃない。
時々他人の将来が見えるんだ。ひと握りの人たちだけど。
世界中で考えるとたった1人かもしれない。
もっと話してもいいかい?』
カ『ちょっとだけよ?でもそういうの好き。』
笑い合う2人。カレンの手にキスするタイリース。
突然唄いだします。笑うカレン。
カ『ちょっと、困らせないで。きまりが悪いわね。』
タ『君を見つけた。』
カ『少し休まなきゃ。』
去ろうとするカレン。
タ『部屋で一緒に寝ないか?』
カ『一旦始めたらやめられないでしょ?今はまだダメ。』
タ『わかった。おやすみ。』
キスして部屋を出るカレン。
真っ暗な廊下を進み、洗面台で顔を洗うカレン。
そして物音に気づき、シャワールームをライトで探索します。
誰もいないことを確認したカレンは、D棟に戻ります。
そしてシャワールームでウォーカーとして起き上がるパトリック。
自分の独房に入ったカレン。入口には白いシーツが。
寝床につくカレン。
カレンの独房の入口まで来るパトリック。
シーツに影が映ります。
しかしとなりの方から咳き込む声が。それにつられて
隣の部屋に行き先を変えるパトリック。
深い眠りについている男性の独房に入ってきます。
眠ったままの男性の喉に食らいつくパトリック。
目を見開きますが、声も出せず生きたまま食われる男性。
オープニング。
朝になり、なおも男性の内臓をむさぼり食うパトリック。
別の独房棟では、リックがジュディスを抱き、
朝6時を指して鳴る目覚まし時計を止めています。
カールを起こしに行くリック。
なおも男性の内臓をむさぼり食うパトリックは、
食われた男性も蘇り、動き出します。
ベスがやって来て、リックからジュディスを受け取ります。
(このシーンは『死霊のえじき』のオマージュです。
当時この映画で特殊メイクの補佐をしていた
『ウォーキング・デッド』の特殊メイク担当ニコテロが、
オマージュとして捧げたシーンであると語っています。)
監視塔の中では、グレンとマギーがいました。
取ってきたポラロイドカメラで撮ります。
そのシャッター音で起きてしまうマギー。
グレンに気づいて笑います。
グレン(以下グ)『ごめん。』
微笑み合う2人。
グ『外を見回ってきたら、朝ごはんにしよう。』
キスする2人。
出来上がったポラロイドを見て言うマギー。
マ『何これ?捨ててきて。』
グ『ああ、もう失敗はしない。これは俺のだ。』
ハッチを開けて出て行くグレンの手に、キスするマギー。
農作業に向かう途中のリックとカール。
ミショーンが馬を引き連れて通りかかります。
リック(以下リ)『外じゃ気をつけて。』
ミショーン(以下ミ)『いつもそうしてる。
何か取ってきて欲しいリクエストは?本?コミック?
それとも古くなったチョコレートキャンディ?』
カ『そんなの好きなのはミショーンだけだよ。』
ミ『じゃあとりあえず、なにか取ってくるわね。
ところで何でもう帽子をかぶらないの?』
カ『あれは農作業の帽子じゃないだろ?すぐ会える?』
ミ『ええ、すぐに。』
ブタの餌の干し草をかき集めるリックとカール。
フェンス外には、相変わらず大量のウォーカーが。
フェンスがしなってしまう程の数です。
それを心配そうに眺めるカール。
カ『昨日やっつけたのは、たった1個の集団だ。
今日は多分もっと人手が要るよ?手伝いに行こうよ?』
リ『他にやることがある。土をならし、キュウリを植える。』
カ『パパが嫌なら僕が行くよ。行っていい?』
リ『別の仕事がある。言えるのはそれだけだ。』
リックはブタに餌をあげています。手伝うカール。
カ『パパ、ごめんなさい。努力はしてるんだ。』
リ『知ってるさ。誇りに思ってる。』
カ『パパ、銃はいつ返してもらえるの?』
苦笑いしながら、質問には答えないリック。
リ『虫はブタにタンパク質をたっぷり与えてくれる。』
すると突然遠くで銃声が響きます。
振り返る2人。
馬で出ていこうとしていたミショーンも振り返ります。
リ『離れるな。』
女の子が叫びながら走ってきます。
女の子『助けて!助けて!!早く来て!!!』
監視塔から顔を出したマギーがリックに叫びます。
マ『独房棟かしら!?』
リ『わからない!!』
そしてカールに指示するリック。
リ『マギーと監視塔にいろ。話は終わりだ!行け!』
急いで独房棟に向かおうとするリックに、
グレンとキャロルが合流します。
グレン『ウォーカーがD棟に!!』
リ『C棟は!?』
同じく合流してきたサシャが答えます。
サ『無事よ!地下の“墓標”へのゲートは閉じたわ!
ハーシェルが当番よ。』
一緒に合流してきたダリルが言います。
ダ『まだ破られてねえ。』
サ『計画通りよ。』
なおも何度も響く銃声。一斉に走ってD棟へ向かう一行。
ミショーンが口笛でゲートの開閉を要求。
カールが紐を引っ張りゲートを開けます。
しかしゲートの近くには数体のウォーカーが。
馬から降りた瞬間、ウォーカーに掴まれるミショーン。
監視塔から出てきてそれに気づいたマギー。
マ『待ってて!』
カールも銃を持って助けに向かいます。
ウォーカーに倒されつつも、キックで跳ねのけるミショーン。
そしてカールがライフル銃でウォーカーを仕留めます。
ウォーカーを巴投げするミショーン。
その際に足をくじいてしまいます。
駆けつけたマギーが銃でウォーカーを仕留めます。
フェンスの外では、次々にウォーカーが集まってきます。
D棟は、パトリックによってウォーカー化した住民により、
大混乱に陥っていました。
逃げ惑う住民を、噛まれてないか確認し、
銃を渡して逃げるように誘導するリック。
ダリルはボウガンとナイフで、グレンはナタで、
ウォーカーを殺していきます。
キャロルは子供たちを避難させます。
タイリースはカレンと合流。抱き合います。
腕を噛まれた男性を見つけたキャロルは、
一旦独房のベッドに連れて行きます。
キャ『落ち着いて。今から腕を切り落とすわ。
感染が広がる前に切り落とせば大丈夫。』
リックが叫びます。
リ『全ての独房を調べるんだ!』
キャ『これを噛んでて。』
ベルトを噛まれた男性の口に噛ませるキャロル。
そして男性の首筋にも噛まれた跡を見つけるキャロル。
リ『1階は全部大丈夫か!?』
サ『ええ!』
サシャとタイリースが1階をチェック。
ダリル、グレン、リックが2階に向かいます。
するとグレンが独房の中からウォーカーに襲われます。
ダ『かがめ!!』
グレンがかがむと、ダリルがウォーカーにボウガンを撃ち込みます。
グレンの手を掴んで引き起こすリック。
ボウガンの矢が刺さった死体を確認する3人。
ダ『パトリックだ。』
周りを見渡すダリル。
ダ『これで全部だ。』
2階の、まだウォーカー化していない死体を、
ボウガンとナイフで殺していくダリルとリック。
今回はここまで。
続きはパート2で。