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現役ミス世界一がストーカー被害訴える 世界大会での王冠引き継ぎも不可能に

J-CASTニュース 12月16日(月)19時39分配信

司法記者クラブで会見はしたが記事は載らず

 吉松さんが今回の問題で会見するのは12月13日の東京地裁にある司法記者クラブに続いて2回目。だが、

  「記者の姿勢は積極的で、質問も沢山出たが、出身地の新聞(佐賀新聞)以外はどこも記事を載せなかった」

として、「正直なところ、失望した」と嘆息した。

 また、

  「これは私だけの問題ではなく、日本の社会の問題だということを分かってほしい」

とも訴えた。記者が「夜は眠れているか」と気遣うと、

  「普通の女性としては恐ろしいが、私はミス・インターナショナルで、自分の声(発信力)がある。だから日本の女性のために立ち上がることにした。質問に答えるとすれば、『寝ようとしている』」

と涙ながらに答えた。

 会見に同席した西川紀男弁護士によると、役員による(1)暴力行為の禁止(2)周辺のつきまとい行為禁止(3)実家の両親に電話してはならない,といった内容の仮処分申請を行っているといい、今後は損害賠償訴訟も起こす予定。それ以外にも、渋谷警察署に対して威力業務妨害罪で刑事告訴しているという。西川弁護士によると、今回のケースは録音や写真など多数の証拠があることが特徴で、

  「警察も事件が沢山あるということで、なかなか受け付けてくれない。証拠を提示することで、この問題はなんとか警察の方でやってもらえると考えている」

と話している。

役員は探偵を雇ったことや協賛企業への圧力を否定

 この問題は「週刊文春」12月12日号で最初に取り上げられ、吉松さんによると、「週刊文春にすべて話している。彼らが報道してくれたことが真実」。

 問題の役員は同誌に対して、実家への脅迫電話については、たまたま実家の番号が判明したため、金銭トラブルを抱えている米国人男性と実家経由で連絡しようとしたと釈明。日本テレビで吉松さんを拉致しようとしたことや、探偵を雇ったこと、ミス・インターナショナル協賛企業に圧力をかけたことについては否定している。

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最終更新:12月17日(火)12時30分

J-CASTニュース

 
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