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  1. ビジネス目的はご法度です!オフ会で起きたトラブルとその対処法

ビジネス目的はご法度です!オフ会で起きたトラブルとその対処法

はじめに

著者が数年前に参加したオフ会は、「年齢・性別不問の社会人同士で楽しく飲んで騒ごう!」といったネットコミュニティのオフ会でした。今回は、そこでのちょっとしたトラブルをご紹介します。

オフ会について

オフ会の詳細

  • 時期:2年前の夏
  • 場所:都内の居酒屋
  • 参加者:12名(25歳~49歳、男性7名、女性5名)
  • 会費:¥6,000
  • オフ会の主旨:ネットコミュニティ内の集まりで、年齢・性別不問の社会人同士で楽しく飲んで騒ぐため

自己紹介ちょっと注意!

一見人が良さそうに見える人でも、実はこうして会うのは初めてという人達の集まりにいきなり自分の素性を正直に明かすのは、あまりお勧めではありません。

ネット上ではハンドルネームでやり取りすることが多いと思われますが、年齢や性別が自分の思い描いていた場合と全く違うということは、実によくあることです。

オフ会がある程度進み、お互いのことが少しずつ見えてきてから、自分のことをどこまで明かすかを見定めるようにしましょう。

ある1人を皆が避けるように

お酒も入りある程度皆打ち解けてきて、互いが実名を教えあったり、メアドや名刺交換をし出した頃、明らかに1人の男性が皆の名刺を執拗に欲しがりました。

著者はちょっと怪しいと思い、渡すのを拒みましたが、かなりしつこいため、相手の名刺を先に要求しました。ところが、本人は名刺は忘れたので
社名だけを教えるというのです。

高額商品をネット販売している勧誘員だった!

社名を聞き出したので、トイレに行くふりをしてすぐさま携帯をネットに
繋げて社名で検索してみました。恐らく本当の社名など教えないだろうと思いつつも検索すると、普通にヒットしました。

高額なものを売りつけるネット販売をしている企業でした。やはり、名刺を集めていたのは、これから商売するための顧客集めの一環だったのです。

対処方法

事情を幹事に説明し、対応を模索しました。考えた結果、著者が代表して事情を説明することになりました。

STEP1:直接伝える

まず社名をネットで検索して、どういう評価の会社だったかを相手に伝えます。この時点で、その人が自分のビジネス目的でオフ会に参加した疑いがあることも付け加えます。

STEP2:信用が損なわれることを説明する

もし仮に名乗った社名が本当でなかったとしても、そこで彼の信用が損なわれる理由になることを説明します。

STEP3:名刺を回収する

今後、モノを売りつける営業などのビジネス活動に利用されないために、入手した名刺を全て回収しました。

上記の3点を感情を込めず、淡々と紳士的対応で相手に説明しました。これには反論の余地もないと感じたらしく、素直にビジネス目的で参加したことを認めました。

他の参加者も同意の上で、そのお店での飲み会は彼も含めて最後まで行いました。その後は、彼の会社での待遇やらノルマのキツさや、何度も辞めようと葛藤しているなど、心情まで語ってくれました。

著者たちは非常に興味深く聞き入ってしまったのは言うまでもありません。流石に2次会には彼はご遠慮いただき、我々は3次会まで楽しみました。

最後に

オフ会は、普段であれば知り合えないような業種や立場の人と知り合える
絶好のチャンスであり、それこそ年齢や性別を超えて、対等な立場で仲間を作れる最高の場であることに間違いないと思います。

しかし、不特定多数の人間が集うということは、ある程度の危険察知は予測しておくことは大切だと思います。

(image by PresenPic)

本記事は、2013年07月06日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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