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【大相撲】

三重の高校柔道王が九重部屋入り 四日市中央工高・田岡悠希

2013年12月18日 紙面から

来年初場所で入門する田岡悠希(右)=三重県四日市市の四日市中央工高で

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 大相撲の九重部屋に初場所で三重県の柔道高校王者が入門する。四日市中央工高の化学工学科3年の田岡悠希(18)=三重・熊野市出身=は、この1年間に出場した県大会ですべて優勝。185センチ、145キロの巨体に、九重親方(元横綱千代の富士)は「体も大きいし柔道で活躍している。大事に育てていきたい」と期待を込めた。

 今年1月の全国高校柔道選手権大会県予選の男子団体で、田岡は初戦から14人連続で勝ち抜く県記録を樹立。1年前の新シーズンから三重県大会では個人、団体とも無敗という三重県の高校柔道王者だ。

 他の相撲部屋からもスカウトされたが、今年の夏に九重部屋を見学。同じ三重県出身で十両の千代の国や、十両の千代丸、千代鳳の兄弟も中学時代は柔道経験者。大学進学も選択肢にあったが、決断した理由は、柔道経験者が活躍しているからというのがあった。

 全国の大舞台も経験済み。全国高校柔道選手権大会、金鷲旗、インターハイと3つの主要大会に主力として活躍した。

 九重親方の期待は、部屋の柔道経験者よりも大きい。「千代の国が中学時代に柔道で活躍していたが田岡君はもっといいものを持っている。初場所で前相撲を取らせます。大事に育てていきたい」と話していた。 (岸本隆)

 

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