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【芸能・社会】獅童悲痛 最愛の母死去 「急なことで気が動転」2013年12月18日 紙面から
歌舞伎俳優中村獅童(41)の母で獅童の所属事務所代表の小川陽子さんが17日、心不全のため死去した。73歳。京都府出身。通夜は19日午後10時から東京都港区南青山の梅窓院で、葬儀・告別式は20日午前9時30分から同所で執り行われる。喪主は長男の獅童が務める。 陽子さんは2008年に夫である初代・中村獅童が他界し、母として事務所の代表として獅童を支え続けてきた。かつて雑誌のインタビューに「獅童が本物の役者になるのを見届けて死にたい」などと答えていた。 今年10月には東京都内でのイベントに獅童とともに出席、親子で初のトークショーに臨んだ。トークショーでは獅童が歌舞伎俳優を続けてこられた理由を「意地でやってきた」と話し、会場を沸かせていたという。 この日獅童は十二月大歌舞伎に出演していたため、東京・銀座の歌舞伎座には約30人の報道陣が集まった。先にコメントを発表していた獅童だったが、公演終了後の午後9時半すぎ、楽屋口からラフな服装で報道陣の前に姿を現し、「急なことで気が動転してすみません」と恐縮した表情で取材に応じた。 「(公演を)25日まで勤めることが自分の仕事だと思っています」と気丈に対応したが、「今月の…」と続けると言葉を詰まらせた。涙をこらえながら「大役をやらせていただいてますが、先月が初めて(東京・明治座の)座頭をやらせていただいて、母も喜んでいる矢先だったので」と話すと、母との会話を思い出したのか悲しみが込み上げて来た様子。「気持ちが落ち着きましたら、またごあいさつさせていただきます」と丁重に話を切り上げると、迎えの車に乗り込んで同所を後にした。 PR情報
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