愛知県教委:暴言の中学教諭を減給

毎日新聞 2013年12月17日 13時16分

 愛知県教委は17日、女子ソフトボール部の練習中に1、2年の生徒7人に「死ね」などと暴言を浴びせたり、平手打ちをしたりしたとして、同県春日井市の市立中学校の男性教諭(26)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委教職員課によると、教諭は8月27日〜9月23日に、生徒の連携が悪いなどとして、「死ね」「消えろ」「教える気がうせてくる」などの暴言を浴びせた。また、ミスをした生徒の頬を軽く平手打ちしたり、バットの柄で軽く胸を押したりした。新チームを結成したばかりで、教諭は「期待できる実力を持っており、指導に力が入った」と話しているという。

 また、県教委は、窃盗容疑で逮捕された東浦町立片葩(かたは)小の男性教諭(41)と、教室を水浸しにしたとして威力業務妨害容疑などで逮捕された大府市立大府南中の男性教諭(27)を懲戒免職とした。【高橋昌紀】

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