オリックス入りへルマンの世話役に懐かしのバルボン氏浮上
2013年12月18日 16時00分
オリックスが今オフに獲得した前西武のエステバン・ヘルマン内野手(35)の“世話役”に、往年の阪急の名プレーヤーとして知られたロベルト・バルボン氏(80)を考えている。
「チコ(バルボン氏)にヘルマンの面倒を見てもらおう。面識があると聞いているし、スペイン語が話せるからヘルマンも安心するだろう。チコは80歳でも背中がピーンと伸びていて、めちゃめちゃ元気。もっとグラウンドで出てもらおう」(フロント幹部)
キューバ国籍のバルボン氏は1955年に阪急に入団。慣れない生活環境ながら3年連続盗塁王に輝くなど、チームを支えた。引退後はコーチや通訳を務め、ヒーローインタビューでは関西弁のユニークな通訳が話題にもなった。明るい性格で“チコ”の愛称で親しまれ、現在はオリックスの少年野球教室の顧問を務めながら球場にも足を運び、スタンドから声援を送っている。
一方、ドミニカ出身のヘルマンはおとなしい性格で、英語は話せても西武時代はあまり外国人選手とつるむことは少なかった。新天地で母国語のスペイン語の話し相手がいれば、水を得た魚のように明るくなれるはずというわけだ。
ヘルマンは昨季に41盗塁をマークし、これが実に外国人選手ではバルボン氏以来となる56年ぶりの快挙。尊敬する“リビングレジェンド”が心強い存在となりそうだ。
【関連記事】
【新着記事】
【立川GP】前夜祭から本番まで注目選手のインタビューを配信!
立川競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2013」。東スポWEBでは18日に行われる前夜祭、そして27日の前検から30日の本番まで、注目選手のインタビュー、本紙記者の推奨レース予想などスペシャルムービーをお届けします。
立川競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2013」。東スポWEBでは18日に行われる前夜祭、そして27日の前検から30日の本番まで、注目選手のインタビュー、本紙記者の推奨レース予想などスペシャルムービーをお届けします。