桐生ゆっくり焦らず9秒台狙う
2013年12月18日 16時00分
大人の階段は緩やかに―。日本陸上連盟の年間表彰式「アスレティック・アワード」が17日、都内のホテルで行われ、男子100メートルで10秒01の日本歴代2位の記録をマークした桐生祥秀(18=洛南高)が特別賞と新人賞を受賞した。
4月から東洋大に進学する。夢の9秒台が大いに期待されるが「大学では10秒00台を連発したい。自分はまだ10秒00台を1回しか出していない。“一発”だけじゃないというところを見せたい」と、まずは現実的にタイムを縮めていくという。確かに、10秒00台は1度だけなのに、いきなり9秒台というのも難しい話。「高校生には高校時代にやらなくてはいけないトレーニングがある」(来季から東洋大で桐生を指導する土江寛裕氏)。現在も大学生に交じっての練習ではなく、洛南高でトレーニングを継続し、体作りを行っているという。大風呂敷を広げるのではなく、ゆっくり焦らず、9秒台を狙うというわけだ。
現在、大学進学に合わせて髪を伸ばしており「寝癖がついたままにならないよう気をつけています」とオシャレにも気を配る。トレードマークだった坊主頭から卒業するが、走りでは堅実な大学デビューを目指す。
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