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国歌斉唱で起立せず 処分軽減12月18日 15時14分
都立高校で行われた入学式や卒業式の国歌斉唱の際に起立せず、東京都教育委員会が減給処分とした現職の教職員7人に対し、「処分は重すぎる」とする裁判の判決が確定したことを受けて、都教育委員会は減給よりも軽い戒告の処分を行いました。
処分が改められたのは、都立高校の現職の教職員7人です。
この7人は、平成17年から翌年にかけて、都立高校で行われた入学式や卒業式の国歌斉唱の際、起立しなかったとして、東京都教育委員会から、減給10分の1、1か月の処分を受けましたが、処分を不服として裁判で争っていました。
そして、ことし9月「減給処分は重すぎる」とした東京高等裁判所の判決が最高裁判所で確定したため、7人の処分は取り消され、都教育委員会は「学校の規律や秩序を保つためには改めて処分が必要だ」として、処分の再検討を行ってきました。
その結果、17日付けで、教職員7人に対して、減給よりも軽い戒告の処分を行いました。
東京都教育委員会は「判決の趣旨を踏まえ、厳正に対処した」としています。
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