ロッテ入団へ 涌井契約遅れの原因は代理人
2013年12月18日 16時00分
西武からFA宣言していた涌井秀章投手(27)のロッテ入団が20日に発表されることが分かった。すでに年俸面では2年総額4億4000万円で合意。インセンティブなど細部の詰めも折り合いがつき契約書の作成もほぼ完了しているという。
11月19日の初交渉では相思相愛のムードを漂わせていたものの以降、約1か月間も入団合意とならずに一時は西武残留までささやかれた。「金額は当初の予定通り。代理人が間に入ったことでちょっとおかしくなったが、週末には発表できるようだ」(関係者)
交渉の中で代理人が5000万円程度の契約金を要求したことでロッテ側が態度を硬化。だが結局、球団側にやんわりと断られたことで涌井サイドの代理人もようやく折れたという。どうやら本人の意思を超える要求が足かせとなり、交渉の長期化を招く要因となってしまったようだ。
何はともあれ、これで一件落着。あとは本人が19日にも慰留を求めている西武に断りを入れ「ロッテ・涌井」が正式発表される見通しだ。
一方で、ロッテ側には来季から一新される新ユニホームの完成を待っていたという内情も重なっている。新入団選手の入団発表には新たな背番号の入ったユニホーム姿のお披露目が付きもの。20日に行われる入団会見では、涌井が「背番号16」入りの新ユニホームを身にまとうことになりそうだ。
ただ本人の意思に反していたとはいえ、交渉に時間をかけ過ぎた涌井の印象は良くない。そのマイナスイメージを払拭するには来季、誰もが納得する働きをしてロッテの優勝に貢献するしかないだろう。(金額は推定)
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