“歌姫”浜崎あゆみ(35)の電撃婚約の「もう一つの狙い」がハッキリと見えた。16日夜、あゆはフィアンセの米国人男性(25)とツーショット帰国。ラブラブぶりをこれでもか!とアピールしたが、このタイミングでの婚約には別の理由が隠されていた。実は2年前のドタキャン騒動以来、出演NGとなっていた「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)と和解していたのだ。まさか、そのために婚約したとは言わないが…。
「スチールだけ? ムービーは?」
ひと通りの取材攻勢が収まると、あゆは同行したスタッフにこうたずねた。これに対してスタッフは「ムービーも来てます」。どれだけマスコミが集まったか、気にしている様子がアリアリだ。
この日、あゆは滞在先のロサンゼルスからフィアンセと一緒に成田空港に帰国。カレは米国・カリフォルニア大学ロサンゼルス校で医学を学ぶ大学院生で、どことなく歌舞伎役者の市川海老蔵(36)に似ている。
2人は“恋人つなぎ”でラブラブぶりをアピール。取材陣の「婚約おめでとうございます」の声に、浜崎は「ありがとうございます」と笑顔。フィアンセも「アリガトゴザイマス」と片言の日本語で答え、互いの左手薬指には婚約指輪とおぼしきゴージャスな指輪も確認できた。
厳戒態勢で有名なあゆにしては、終始和気あいあいとした雰囲気。新曲「Feel the love」の発売を25日に控え、少しでも話題を振りまこうという算段なのか…。
「それだけではありません。あゆにとって、極めて重要な日がこのあとに控えているんです」
そう証言するのは音楽関係者。
年末恒例のカウントダウンライブやNHK紅白歌合戦など、大事なイベントは目白押しだが、なかでも27日に生出演する「ミュージックステーション スーパーライブ2013」に、あゆは並々ならぬ意欲を燃やしているという。
それもそのはず、あゆは2011年9月にMステの生放送をドタキャンし、このとき以降、事実上の“出入り禁止”になっていた。
「さすがのあゆもアレはやらかした。これまでかばってきたスタッフからもブーイングが上がるほど。あゆは一時期、総スカンを食らった」とは当時を知る人物。
それが2年2か月の月日を経て、両者は和解。別の音楽関係者によると「先月、Mステで長年キャスティングに携わってきたIプロデューサーが巨額横領で懲戒解雇になった。後任はMステ経験の浅い男性局員。このタイミングであゆ側が和解に向けて営業をかけたのでしょう」。
かつては爆発的な人気を誇ったあゆも、ここ数年は低迷の一途。Mステに出られないことが、その一因になっていたことは間違いない。
「歌番組が減っているこのご時世で、ゴールデンタイムで新曲を歌えるのはMステくらい。これに出られないのはプロモーション的にかなり痛い。あゆもどうにかならないか苦慮していたと思いますよ」(同)
ここらで一発、派手な花火を打ち上げ再浮上を狙っているというのだ。とはいえ、タダで“出禁”を解いてもらえるほどこの業界は甘くない。
Mステ側にもメリットがあるかどうかが重要だ。
「そこで登場するのが、今回の米国人男性との電撃婚約という切り札なんです。ワイドショーでも大々的に報じられるなど話題性は十分で、あゆサイドが『Mステスーパーライブで婚約後初歌唱する』という条件で“出禁”を解いてもらったとか。逆に言えば、婚約の話題はオンエア当日まで何が何でも引っ張らないといけない」(同)
フィアンセは年明けまで日本に滞在する見込みだが、肝心の入籍日については「未定」(所属レコード会社関係者)。
2年ぶりのMステで浜崎は再浮上のキッカケをつかむことができるか。
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