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皇居・宮殿内を初の一般公開へ 陛下の傘寿記念で来年5月、10月
2013.12.16 23:00
[皇室]
宮内庁は16日、天皇陛下が23日に80歳の誕生日を迎えられるのを記念し、来年5月と10月、皇居・宮殿の中を一般に公開すると発表した。宮殿行事のない土曜、日曜日に、一般公募のうえ抽選で選ばれた人に特別参観を認める。これまで一般参賀などで宮殿前の庭まで入ることはできたが、内部の一般公開は初めて。
両陛下からもご了解を得たという。
特別参観が認められるのは宮殿7棟のうち、最も格調が高く「即位の礼」や首相親任式などが行われる「松の間」がある「正(せい)殿(でん)」、国賓をもてなす宮中晩(ばん)餐(さん)会などが開かれる「豊(ほう)明(めい)殿(でん)」、天皇誕生日などの一般参賀で両陛下や皇族方が立たれるベランダがある「長(ちょう)和(わ)殿(でん)」の3棟。
現在の宮殿は先の大戦の空襲で焼失した前宮殿に代わって建設され、昭和43年10月に完成した。地上2階、地下1階、延べ面積は約2万2950平方メートル。
1日3回の参観で、1回につき約50人。来年5月は24、25日に実施する。申し込み要領は同2月中旬に発表する。
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