| HOME |
(331回目) EPICE
随分前から気になっていたEPICEさんへ。
学生時代には百万遍から烏丸界隈を自転車や原付でうろうろしていたが、社会人になってからはめっきり訪れなくなった出町柳。
新しいお店が随分と増えています。しかもなかなかオシャレな佇まいのお店が。
そんな中、EPICEさんんも京都の町家を改装して6年前から営業されておられるとのこと。(もちろん学生時分にはありませんでしたが)
暖簾をくぐり、小さな格子戸を開けると土間からそのまま板張りのカウンターへ2段程上がり、テーブル席へ。
昔の町家をそのまま改装して使っておられるので、背の高い人なら頭をぶつけるんじゃないかと思うくらいの高さ。私にはこじんまりして家庭的(ヨーロッパの田舎の家庭料理の)雰囲気が漂っていてイイ感じです。
まずは一口サイズの前菜というより付け合わせ3品。なかなか趣のある道具を使います。京都ならではでしょうか。
そして前菜のうさぎのもも肉のコンフィと秋刀魚のガトー仕立て。今年初秋刀魚であります。ワインはリースリングとソーヴィニヨンブランで合わせましたが、軽めの赤でもよかったかも。
魚はカマスの炙ったものと彩り野菜添え。メインはもも肉グリルです。
このグリル肉、味わい深いですが、ピノノワールと合わせるとスモーキーな肉に変身。変化を楽しみます。
とりわけ高級な素材を使っている訳ではないのですが、素材1つ1つを非常に吟味してチョイスされておられる様子がうかがえます。
繁華街とはいえない場所ながら、平日にもかかわらず満席状態。
近所にこんなお店があったら毎日通ってしまいそうです。
ごちそうさまでした!
| ホーム | (330回目) Cidreの町、弘前とミズ>>
Comment
Comment Form
Trackback
| HOME |