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谷公一復興副大臣は16日、山形県庁を訪れ、福島第1原発事故の影響で福島県から山形県に避難している避難者らと意見交換した。
福島県南相馬市から山形県米沢市に移り住む米沢市避難者支援センター事務長の上野寛さんら3人が、「借り上げ住宅の住み替えを認めてほしい」「被災者の声を直接届けられる場をつくってもらいたい」などと求めた。
谷副大臣は「避難生活が長期化して新たに生ずる問題もあるので、いろいろな施策を考えなければならない」と述べた。
山形県は、避難者支援を行う自治体や民間団体への継続的な財政措置、心のケアに対する支援強化などを要望した。谷副大臣は「被災3県だけでなく県外にいる避難者や支援者の声もしっかり聞いて、支援を充実させていきたい」と答えた。