人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８が１７日、東京ドームシティホールで「第３回　ＡＫＢ４８　紅白対抗歌合戦」を開催。国内外の姉妹グループの選抜メンバーを含めた総勢１２７人が紅白（紅組６２人、白組６５人）に分かれて勝敗を競った。　

　初っぱなから会場は異様な盛り上がりを見せた。楽天の田中将大投手（２５）が審査員として登場。“始球式”と題して、メジャー挑戦正式表明後“初投げ”で、観客席にカラーボールを投げた。

　この日、楽天の本拠地・Ｋスタ宮城で会見を開いた田中がまさかの参戦だ。仙台から参戦するあたりさすが大のアイドル好き。総合司会の堺正章（６７）から「アイドル、好きなんですって？」と質問された田中は「大好きですね」と即答した。

　ただ、最近ももいろクローバーＺ好きも公言している田中。堺から「ＡＫＢがナンバーワン？」と「ああ…。はい、そうですね…」と歯切れが悪く、煮え切らない態度にメンバーやファンからは「え～」と大ブーイングが巻き起こった。

　しまいには高橋みなみ（２２）が「ももいろクローバー～！」と振ると、田中も会場と一体になって「Ｚ～！」と完璧な決めポーズを披露。高橋も「『ゼッ～ト』ってやってるやん！　みんなで」と突っ込んでいた。

　気を取り直して田中は「紅白として両チームとも正々堂々と戦ってほしいですね」と宣言した。