天使の巻き毛

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2013-12-02
In Deepさまのサイトより


▲ 11月 27日の米国 CBS ニュース より。




最近、アイソン彗星の記事が多かったんですけれど、前回の記事のように生き残ったとはいえ、彗星の核の分断は著しいはずで、このまま、あまり見えない状態になっていくのだと思います。

実際、地上から観測できるはずだった地点だった場所でも、アイソン彗星は、まったく観測できていないことが天文サイトで伝えられています。




▲ Realtime Comet Gallery より。


見えないとはいっても、小さな核は飛行していると思いますけれど、そろそろアイソン彗星のことは「そっと」してあげたいように思います。ところで、この1週間ほどは、アイソン彗星の話題の進行と同じような時期として、「米国カリフォルニア沖の異変」が伝えられ続けていました。






アメリカは西も東も海洋生物たちの混乱で満ちている

今回のトップに貼った報道は、アメリカの西海岸のモントレー湾という場所での出来事で、ザトウクジラが数百頭集まり「乱舞するように泳いでいる」いうもので、後で動画などもご紹介します。

「西」ではなく、アメリカの「東の海岸」のできごとは今年、何度かご紹介したことがあります。今年の夏頃から起きている「尋常ではない数のイルカの大量死」です。

このことについては、8月から断続的にご紹介することがありました。

東海岸の、特に、ニューヨーク州、ニュージャージー州、デラウェア州、メリーランド州、ヴァージニア州、そして、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州の9つので集中して発生しています。それぞれは下の丸く囲んだあたりにある州です。






アメリカのイルカの大量死に関しては、最初は、

・心地よい死の園からの帰還後に気付いたイルカの大量死と人間の大量死をつなぐ曖昧なライン
 2013年08月10日

という記事でした。

そして、

・アメリカの政府機関の閉鎖解除後に知り得たフードスタンプやイルカの大量死のデータ。そして3日に1度起きるM6以上のプレート地震
 2013年10月20日

という記事では、 2013年 9月 23日までの NOAA (アメリカ海洋大気庁)の発表したグラフを載せました。





米国の東海岸5州での総死亡数が 800頭に近くなっていました。


これは今どうなっているのか。


11月24日に NOAA は最新のデータを発表しています。
下がそのグラフです。




▲ アメリカ海洋大気庁より。


また増えています。

しかも、9月の発表の時点では 700頭以下だったものが、 1200頭近くとなっていて、その数も大幅に上昇しています。 NOAA の同じページにあります下のグラフでは、どのあたりで集中的に増えているかが州ごとにわかります。





上の表を見ると、例年の 11月のイルカの座礁数というのが、2頭から7頭程度だったことがわかります。2011年などは、11月の座礁数が「ゼロ」です。

今年は 11月の死亡数が 100頭を越えていて、もう例年と比較できるような数ではなくなっています。やはり今年はかなり異常な状態であるか、あるいは「それが加速している」感じもいたします。


このアメリカ領域の海では、過去記事でも少しふれたことがありますけれど、「ヒトデ」も消えていますしね。




▲ 過去記事「アメリカの政府機関の閉鎖解除後に知り得たフードスタンプやイルカの大量死のデータ」より。



そして、そこに今度は、アメリカの西海岸に大量の「ザトウクジラ」が押し寄せているという出来事が起きているのでした。






カリフォルニア沖に集結して狂乱状態を演じる数百頭のザトウクジラたち

ザトウクジラというのは、 ザトウクジラ - Wikipediaによりますと、




標準的な個体では体長11 - 16m、体重30tほどだが、大きなものは20m、60tにもなる大型のクジラである。




というもので、ザトウクジラの大きさのわかりやすい例としては下のような図があります。




▲ ブリタニカより。


また、その生態は、 Wikipedia によると、




ザトウクジラは地域毎に集団を形成している。集団でまとまって移動し、集団間では交流がほとんどない。



というものだそうですので、群れをなすこと事態は異常なことではないようですが、カリフォルニアのザトウクジラの群は、目視で最低で 100頭、最大で 200頭を越える数が確認されているだけではなく、その振る舞いが「狂乱じみている」のだそう。それは下の動画でも多少わかります。

カリフォルニアのモントレー湾に押し寄せる異常な数のザトウクジラの大群



この光景は、トップに貼りました CBS ニュースでは、

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観光客も、そして、科学者たちもはこのような光景を見たことがない。

クジラウッチャーでもある海洋生物学者のナンシー・ブラック氏は、「モントレー湾だけでも、少なくとも 100頭から 200頭の座ザトウクジラが確認できます。こんな光景は普通ではないし、それをこのように見ていることが自分でも信じられません」。

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とあり、かなり珍しい光景であるようです。

こういうことが起きている理由として、記事に出てくる科学者の中には「エサのアンチョビを追いかけてきたのでは」という非常に単純な話として説明しているくだりなどもありますが、それなら、過去に同じような事例があるほうが自然なのではとも思います。






ふたたび対峙する「33度線」問題

ところで、このクジラたちが泳いでいるのは「モントレー湾」という米国西海岸の海なのですが、場所は地図の下の場所です。





これを見ると、いわゆる「北緯33度線マニア」なら「おっ」と思うはずです。
私もすぐに思いました。






この「北緯33度線問題」は、


・フリーメイソンと高知に導かれて Google Earth 上で北緯 33度の旅をする
 2012年08月29日


という記事から始まったもので、他にも、


・北緯 33度を結ぶアメリカのメッカとベイルートの「血の川」
 2012年12月02日


など、過去に何度も出ていますが、今でも自分でどう考えていいのか、あるいはどう説明していいのかわからない概念でもあります。

昨年9月には、「カリフォルニア全域に悪臭が漂う」というニュースが全米で報じられまして、

・赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う「 9月11日の腐臭」
 2012年09月12日

という記事などに記したことがありますが、この原因と言われた「ソルトン湖」という、非常にいろいろな問題を含む湖の位置が下の位置だったりということもありました。




▲ 過去記事「カリフォルニアの異臭は「アメリカのメッカ」から放たれたものか、あるいは違うのか」より。



そんなわけで、いろいろなことが結びついているような、実は全然単なる偶然のような・・・。





曖昧な感覚の余談

そんな「いろいろなことが結びついているような、実は全然単なる偶然のような」という感覚の中で、昨日の夜、ひとりでお酒を飲みながら、とても好きなアメリカ映画『トラフィック』(2000年)を見ていたら、これまで何度も見ているのに、そこに出てくる段ボール箱に「 911」と刻印されていることにはじめて気づきました。しかも、繰り返し繰り返し出てきます。




▲ 米国とメキシコのドラッグウォーを描いたスティーブン・ソダバーグ監督の『トラフィック』より。


「ああ、またかあ・・・」


と思いました。

何が「ああ、またかあ」というと、何年か前に、2001年より以前のハリウッド映画に「意味なく出てくる 911 の数字」を調べたことがありまして、それが出てくる映画の数が 10や 20では済まないことに驚きを覚えたことがありました。下のはほんの一例です。




▲ ターミネーター2(1991年)。橋に「 9-11に注意せよ」。




▲ マトリックス(1991年)。主人公のIDに記載される誕生日が「 2001年9月11日」。




▲ グレムリン2(1990年)。テレビレポーターのマイクの並びが「 9-11」。



こういうのは私が知っているだけで、30近くあって、知らないものもたくさんあると思います。


これらが偶然なんだか何なのだか、今でもよくわかりません。


わからないことが多いです。
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