牛乳が体によいと思っている人、多いでしょうね。
というか、ほとんどの人がそう思っているのではないでしょうか?
しかし、この記事を読むと「なるほどね」と納得させられます。
ひと昔前、牛乳は健康を、特に骨を丈夫にするとして推奨されてきました。医者に牛乳をたくさん飲むように勧められた方もいると思います。
しかし、最近は牛乳に関してデメリットが伝えられるようになってきています。
・強制的に搾乳するためにホルモン剤をたくさん投与されている
・そもそも、牛の赤ちゃんを育てるための成分なので人間にはあっていない
など。また、チェルノブイリ原発事故で地元の人間が汚染された牛乳を飲んだために余計体内汚染が進行してしまったというデーターが発表され、牛乳の危険性が日本でも唱えられています。カルシウムとストロンチウムは非常に似ているので、特に汚染された牛乳は間違いなくカルシウムとともに放射性物質のストロンチウムも抱き合わせで体内に取り込むことが必至であるからです。
体内に取り込まれたストロンチウムは骨に蓄積されてしまうのでです。
引用開始
肉、卵もそうであるが、人間のタンパク質とは組成が違う他の動物のタンパク質(異種タンパク質)は、そのままでは吸収できない。
異種タンパク質がそのまま吸収されたらどうなるか。
たちまちアレルギー反応が起こり、最悪の場合、死に至る。したがって異種タンパクを口にすると、体はこの猛毒をアミノ酸へと分解し、無毒化してから、人体と同じ組成のタンパク質に組み替えて再利用することになる。
人間の体はタンパク質でできているからタンパク質をとればよいと思うのは早計であって、肉、卵、牛乳といった動物性食品でタンパク質をとった場合は逆に体への負担となるのだ。
怖いのが、牛乳を乳児に飲ませた場合である。
消化能力がまだ未発達であるため、この異種タンパク質を完全には分解できないまま腸壁を通過し、体内に吸収してしまう。アトピーの赤ちゃんに粉ミルクを与えるのをやめると急速によくなることがあるのはこのためである。
母乳がわりに粉ミルクを与えるなどというのは子供に少しずつ毒を盛っているのと同じであるからただちにやめるべきである。「うちの子は粉ミルクですくすく成長しましたよ」 というのは粉ミルクの害にも抵抗できた赤ちゃんの驚異的な生命力のゆえであって、粉ミルクがよかったということではない。
さらに牛乳には乳糖が含まれているのが問題だ。
牛乳を飲むと下痢をすることがあるが、その原因となっている成分がこの乳糖である。
乳糖(ラクトース)を分解するにはラクターゼという酵素が必要だが、この酵素をつくることのできる日本人というのは15%しかいない(統計法によりバラつきがあり、5%との説もある)。
体の中でも、腸のつくりは民族間でかなり異なる。人類の長い歴史の中で酪農民族であるヨーロッパ人は乳糖を分解できる小腸が形成されていったが、農耕民族の日本人は牛乳を飲む必要がなかったため乳糖を分解するような腸にはならなかったのだ。
こういうと日本人が劣っているように思われるかもしれないがそうではなく、牛乳を飲めてしまう民族というのが世界的には例外なのである。
牛乳は、日本人の体には合わない食品だ。
そもそも、大人になれば牛でさえ飲まない牛乳が、成人した人間の飲み物になるわけがない。牛乳は完全栄養食品などと言う人がいるが、それは牛の赤ちゃんにとっての話だ。西洋栄養学は、タンパク質やカルシウムといった個々の食品成分のみを見て食品全体を見ないから、人間にはまったく不向きな牛の乳などを人間にすすめる馬鹿が現れるのだ。
日本人の牛乳信仰を決定づけている要因のひとつに、豊富なカルシウムということがある。牛乳は吸収しやすいカルシウムが豊富に含まれているから毎日飲むようにしよう、ということになっている。これは本当だろうか。
牛乳はカルシウムのかたまりのように思っている人がいるかもしれないが、その含有量はきわめて少なく、牛乳1キログラムあたりわずか1グラムにすぎない。
それもそのはず、牛乳は90%が水なのである。いんちきミネラルウォーターを買わされているようなものだ。
その中のスズメの涙ほどのカルシウムも、同じく牛乳に含まれるリンに邪魔され、ほとんど吸収されることなく体外に出ていく。それどころか、このリンはもともと体内にあったカルシウムまで体の外に出す。牛乳を飲むとカルシウムが摂れるのではなく、牛乳を飲むと体からカルシウムがなくなるのだ。
牛乳は肉や卵と同様、あくまでも嗜好品であり、とらないほうが体によいということを忘れないでほしい。
牛乳をやめても、生クリームやチーズ、加工食品の多くに使われている粉乳など、乳製品はいたるところにばらまかれているから摂取しないようにするのはたいへんだ。おいしいお菓子が食べたいというときにだけ、少量とるという態度に徹したい。
引用終了