長崎県のニュース
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共同水域資源管理で中国と協議
東シナ海を挟んで長崎県と向かい合う中国・浙江省の水産関係者の代表団が長崎を訪れ、双方の漁業者が漁をする漁場の資源管理について、県と協議しました。
長崎県と浙江省は平成12年に漁業協力に関する協議書を交わし、毎年、自治体レベルで資源管理について協議を行っています。
ことしは浙江省海洋漁業局などから6人の代表団が長崎市を訪れて会議が開かれ、はじめに、県水産部の下山満寛部長が、「水産業の発展のため幅広い交流が重要なので、きたんのない意見交換をしたい」とあいさつしました。
続いて、双方が漁獲量を管理するために定めている規制や資源回復のための養殖の実績などを紹介し、意見交換しました。
この中で、長崎県側は、浙江省を中心に漁獲能力の高い虎網漁船が急増したことへの対応を質問し、浙江省側は、許可を受けた船を見分ける電子標識のシステムを取り入れて、無許可船の取り締まりを強化する計画があることを説明しました。
会議の最後には双方が書面にサインをして、来年も漁業協議を続けていくことを確認しました。
浙江省海洋漁業局のユ永躍副局長は、「東シナ海の資源管理は浙江省と長崎県の責務として取り組む必要がある」と話していました。
12月17日 19時12分