日本経済新聞

12月18日(水曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
  • ヘルプ

コンテンツ一覧

速報 > 株・金融 > 記事

配合飼料1~3月の販売価格、2期連続下げ 原料安で

2013/12/17 23:36
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 全国農業協同組合連合会(全農)や飼料各社は17日、家畜に与える配合飼料の来年1~3月期の農家向け販売価格を引き下げると発表した。値下げは2四半期連続で下げ幅は0.8%前後。トウモロコシの国際価格の下落を反映する。

 値下げ幅は最大手の全農が1トン当たり500円、日清丸紅飼料が520円、中部飼料が450円など。大手飼料各社の1~3月期の推定販売価格は1トン6万5400円(全畜種平均、運賃別)になる見込みだ。前年同期比では3%強高い。

 1~3月期の配合飼料の原料に使う10~12月期の穀物相場は、主原料のトウモロコシのシカゴ先物が1ブッシェル4ドル台前半で推移した。米国の豊作が確定したため4ドル台後半だった7~9月期から水準が下がっている。

 一方、為替相場がやや円安・ドル高に振れ、船の運賃が上昇傾向だったため小幅な下げにとどまった。副原料の脱脂大豆(大豆ミール)も中国や東南アジアの需要増を背景に下がりにくい。

 10~12月期は農家に使用量1トン当たり700円支払われた補填金は1~3月期は解消される見込み。全農の担当者は「農家の経営環境は依然として厳しい」という。

小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有
関連キーワード

全農、全国農業協同組合連合会、配合飼料、日清丸紅飼料、中部飼料

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



主な市場指標

日経平均(円) 15,278.63 +125.72 17日 大引
NYダウ(ドル) 15,869.98 -14.59 17日 13:23
英FTSE100 6,486.19 -36.01 17日 16:35
ドル/円 102.56 - .58 -0.39円高 18日 3:18
ユーロ/円 141.21 - .22 -0.63円高 18日 3:18
長期金利(%) 0.665 -0.020 17日 14:57
NY原油(ドル) 97.48 +0.88 16日 終値
日経ウーマノミクスプロジェクト 女性が輝く社会へ 無料会員急増中
GlobalEnglish 日経版

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

TwitterやFacebookでも日経電子版をご活用ください。

[PR]

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について