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ヴァイキング

-ノルウェーの国民性-歴史-


 現在のノルウェーの地は緯度はかなり高いにもかかわらず、暖流の影響で比較的温暖で、古代から人が居住していました。紀元前4世紀ころ、ノルマン人がこの土地に定着し、それが、今のノルウェー人の基礎とっています。 8世紀のヴァイキングの時代にはデンマーク・スウェーデンヴァイキングとともに、海外に通商、略奪、探検で進出しました。

9世紀の終わりにはハーラル1世が沿岸部を統一し、ノルウェー最初の統一王国が成立したとされています。10世紀の終わりにはキリスト教がもたらされたものの、古代の北方信仰が根強く残りました。その後王家での権力闘争が激化し、11世紀にはデンマークのカヌート大王の北海帝国に併合されます。

12世紀末には独立を回復。スヴェレ朝のもとで世襲王国が確立され、王国は13世紀後半には最盛期を迎えました。その支配は、スカンディナヴィア半島の3分の2とアイスランド、グリーンランドに及ぶ広範囲なものでした。

 

しかし、14世紀末には黒死病の流行とハンザ同盟による経済的支配、スヴェレ朝の断絶でノルウェー王国は衰微し、14世紀末のデンマークのマルグレーテ1世によるカルマル同盟のもとでデンマークの支配を受けるようになります。デンマーク=ノルウェーは、17世紀以降に強大化したスウェーデン(バルト帝国)の侵攻と圧力により、度々危機に陥った。1655年の北方戦争ではトロンハイム地方を占領され(1660年に返還)、18世紀の大北方戦争では、一時クリスチャニアが占領された。しかし大北方戦争でのスウェーデンの最終的な敗北により、デンマーク=ノルウェーの直接的な脅威はなくなった。そして18世紀後半に入ると、ノルウェー人もデンマーク海上帝国の一員として、海運業に参画してノルウェーの商船隊の大規模な発展は、19世紀の海運立国としてのノルウェーの下地を築く事となった。

-ノルウェーの近代-

18世紀末からのフランス革命、ナポレオン戦争の影響はこのノルウェーにも及び、民族主義に基づく独立が模索されるようになります。デンマークがナポレオン戦争で敗戦国になり、1814年のキール条約でノルウェーがスウェーデンへ割譲されることになると、ノルウェーは独自の憲法を制定し、独立を試みましたが、列強はこれを承認しませんでした。スウェーデン王太子カール14世ヨハンの軍に屈服したノルウェーは、同年11月にモス条約を結び、スウェーデンのベルナドッテ王朝の支配を受けることになります。しかしノルウェーは、スウェーデンの立憲君主制のもとで独自の政府および議会を開く事を許され、着実に自立の道を歩んでいくようになります(スウェーデン=ノルウェー)。

この新たな同君連合のもと、ノルウェーは国内政治を改革し、海運、製鉄、造船、漁業などの諸産業を振興し、 19世紀中葉、北欧全土で沸き上がった汎スカンディナヴィア主義にノルウェー国民も共鳴したが、最終的に挫折してしまいます。以後、ノルウェーは、スウェーデン政府からの自立を目指す様になり、1890年頃から独立を模索する様になります。そして1905年にはノルウェーは同君連合の解消を宣言。国民投票での圧倒的な賛成とスウェーデンとの交渉の結果、無血の独立を達成します。 ノルウェーはデンマークからカール王子を国王ホーコン7世として迎え、新憲法のもと立憲君主制の新生ノルウェー王国を樹立した。第二次世界大戦では、1940年にナチス・ドイツに国土を占領され、親独派の傀儡政権が、ドイツ降伏まで統治を行った。ホーコン7世は国外でレジスタンス運動を指導し、国民の信頼を得ました。

 

-ノルウェーの現在-

 第二次大戦後の冷戦下では北大西洋条約機構に北欧諸国では唯一加盟したが、外国の軍事基地をおかず、非核政策を展開し、ノルディックバランス政策を進めた。1959年にはEFTAに加盟したもののECの加盟は1972年の国民投票で否決された。1992年にも加盟を申請したが国民投票で否決された。ノルウェーは現在もEUに非加盟であるが、1913年の普通選挙導入時には女性参政権を導入、女性首相もいるなど女性の社会的地位は高く、また他の北欧諸国同様に社会福祉も進んでいる福祉国家でもあります。

-地理-

 東にスウェーデン、ロシア、フィンランドと国境を接する。国土は南北に細長く、海岸線は北大西洋の複数の海域、すなわちスカゲラック海峡、北海、ノルウェー海およびバレンツ海に面している。海岸線には、多くのフィヨルドが発達しています。この他、ノルウェー本土から約1,000km離れた北大西洋上のヤン・マイエン島は固有の領土の一部として領有され、また、スヴァールバル条約によりバレンツ海のスヴァールバル諸島を領有している。南大西洋にブーベ島を属領として持つ。首都はオスロ。

南極大陸のクイーン・モード・ランドおよび南太平洋のペーター1世島の領有を主張しているが、両地は南極条約により領有権が凍結されている。ノルウェーとロシアの間でバレンツ海における領海の境界線の合意が得られていないことにより、当面の間両国によって共管される「グローソネン」(グレーゾーン)と呼ばれる海域があったが、2010年9月15日に両国は境界画定条約に調印した。面積は日本より若干広く、スヴァールバル諸島などを含めて約384,269km²となる。

 

ノルウェーの文化1     

-ノルウェーの文化1-

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