北欧の食生活-ワイン

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ホットワイン制作

-北欧の食生活-ワイン-

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、北欧諸国では体の芯から温めてくれるホットワインはメジャーな存在です。そしてヨーロッパ特に北欧ではクリスマス時期中心として皆に親しまれています。イケアのサイトでもクリスマスになると特集が組まれたり、レシピが紹介されていたりします。

北欧では「GLOGG(グロッグ)」または「Glogi(グロギ、グロッギ)」、ドイツでは「グリューワイン」、フランスでは「バンショー」の名前で親しまれている冬の伝統的な飲み物。ちなみにフィンランドでは、アーモンドとレーズンが入っているのが定番。特にクリスマスに飲まれます。ちなみにGlogg(グロッグ)はスウェーデンの伝統的なクリスマスの飲み物で、イギリスのマルドワインやドイツのグリューワインと非常によく似ています。赤ワインに甘いスパイスを加えたもので、スウェーデンではジンジャークッキーなどと一緒にホットで飲みます。グロッグにはアルコール入りとノンアルコールの2種類あり、レーズンやクラッシュアーモンドを加えるとより一層おいしくいただけます。

 

-気軽に楽しむホットワイン-

お手頃価格の飲み残しのワインもスパイスとフルーツで幸せ気分。赤ワインはもちろん白ワインやロゼでも楽しめます。いろんな作り方、レシピがありますが、一番簡単な方法は好きなフルーツやスパイスをワインに入れて、レンジでチンするやりかた。

この時に注意することが、アルコールが飛び過ぎないように温度を60度ぐらいまでで沸騰させなようにすることなんだとか。大体1分くらい温めればちょうどいいらしい。

ほんのり甘くて体もあたたまるホットワインの出来上がり。フルーツとスパイスは自分好みで何でもいいみたいですが、北欧なんかでよく使われているフルーツやスパイスはカルダモン、シナモン、クローブ、オレンジなど。そしてアーモンドとレーズンだったりします。

-その他の飲み物-

そのほかの飲み物としては、スウェーデンではSvagdricka(スヴォーグドリッカ)はほのかな甘みのある、黒ビールに似た飲み物で、起源は15世紀にさかのぼります。以前はヨーロッパ全土で飲まれてたもので、現在ではクリスマスの時期にしか店頭に並ばないないものになっています。そしてスウェーデンでクリスマスにもっともよく飲まれる飲み物といえば、Julmust(ユールムスト)。これはノンアルコールのソフトドリンクで、炭酸水に砂糖、ホップ、麦芽、スパイスを加えたものです。

そしてほかの国々と同様、スウェーデンの国民的飲み物といえばビールですが、クリスマスの時期になると肉料理などの重い食事に合う黒ビールが好まれます。スウェーデンのクリスマスビールは、ポーターとスタウト、エールの3つをブレンドしたような味わいで、ダークな色合いとほのかな甘み、まろやかな旨味が特徴です。

そして最後にスウェーデンのクリスマスに欠かせないお酒といえばスナップスです。かなりアルコール度数が高く、飲み過ぎには注意した方が良いみたいです。二日酔いを誘発することになるかもしれません。スナップスとは、ストレートウォッカにスパイスやハーブを加えたもの。一般的には強い刺激をやわらげるため氷のように冷やして飲むのがおすすめです。

 

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