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-公共の場所での子育てへの配慮-
北欧の街を歩いていると、ベビーカーを本当によく見かけます。日本と比べると大きめのタイプが多いのですが、電車やバスには専用スペースがあります。北欧の都市では、ベビーカー利用者はバスや電車など公共交通機関が無料になります。ベビーカーで外出しやすい環境が整っているので、産後すぐに外出する人も少なくないようです。
気候の良い時期だけでなく、凍りつくような寒い日でも北欧では赤ちゃんを外でお昼寝させるのを良く見かけます。外で昼寝をさせることで体が強くなると言われ、北欧では積極的に行われているのです。ちなみに寒い日にはしっかりと厚着をさせて毛布でくるむなど防寒は万全にしています。
さらに北欧の図書館や美術館には子供向けのコーナーが充実しています。中長距離列車にも子供用のプレイスペースがあり、おもちゃや絵本が置いてあり、長旅でも子供が退屈せずに過ごせます。一方で静かに過ごしたい人向けの車両もあり、上手く棲み分けができているようです。
北欧では体罰は禁止されています。1979年にスウェーデンは世界で初めて、子供への体罰を法律で禁止しました。