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-スウェーデンのテーブルウェア-
スウェーデンを代表する陶器メーカーといえば、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンなどのスターデザイナーを擁した、グスタフスベリ。1917年にアートディレクターとして迎えられたヴィルヘルム・コーゲは美しい、シンプルな日用品の普及を提唱し、スウェーデンのモダンデザイン躍進に貢献した人物です。そしてそのコーゲに見出されたリンドベリがグスタフスベリの黄金期を築いていきました。リンドベリの「ベルサ」や、リサ・ラーソンの小さな動物園シリーズなどは、時代を超える北欧デザインのアイテムとして人気があります。現在は主にバス・サニタリー用品の製造をしていますが、ストックホルム郊外にあるグスタフスベリの博物館ではコーゲに始まり、リンドベリやリサ・ラーソンの功績を追うことができます。
ロールストランド社は1726年創業、ヨーロッパで2番目に古い歴史をもつ陶磁器メーカーで、スウェーデン王室御用達ブランドであり、ノーベル賞授賞式後の晩餐会で使用される「ノーベル」シリーズでも有名です。1930年に発表された「スウェディッシュグレース」は、スウェーデン食器のスタンダードともいえる代表作。マリアンヌ・ウエストマンが1950年代にデザインした「モナミ」や「ピクニック」は大ヒットになりました。「モナミ」は2009年に復刻版が登場、「ピクニック」はテキスタイルとして復活するなど時を超えて愛されています。