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上は遠藤周作氏の生誕90周年を祝う司祭達の姿である。
しかし、遠藤氏と云えば──
(…)それはこの婚姻の席でイエスが「水を酒に変えた」という象徴的な出来事の意味である。聖書のなかではイエスの奇蹟として語られているこの行為は、実はイエスと弟子たちとの関係を暗示しているのだ。
このような発言の多い人だった。
しかし、カトリック信者の大方が、このような遠藤氏を容れるのである。
しかし、「奇蹟をまともに信じられない」ということには一つの重大な不都合がある。
それは、そのような人は「御聖体の内なる主のまことの現存」ということもなかなかまともには信じられないということである。