1票の格差:福岡高裁那覇支部も違憲状態 7月参院選

毎日新聞 2013年12月17日 15時18分(最終更新 12月17日 16時10分)

 「1票の格差」が最大で4.77倍だった7月の参院選は法の下の平等を定めた憲法に違反するとして、沖縄県の弁護士が沖縄選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、福岡高裁那覇支部(今泉秀和裁判長)は17日、「違憲状態」と判断した一方、無効請求は棄却した。

 弁護士グループが14高裁・高裁支部で起こした同様の訴訟で、違憲状態の判断は5件目。原告側は上告するとみられる。

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