今年の年末年始は、早くも全国の書店で
『食べる?』の発売が始まるんですけれども、
皆さん、既にご予約いただいているでしょうか。
「どうせまた延期されるんでしょ?」という
声もあるかもしれませんが、ご安心ください。
僕の筆があまりにも遅かったばっかりに、
かなり発売が延期されてしまったんですけど、
たっぷり情報が詰まった便利な1冊に仕上がり、
これさえあれば、どの食材にどれくらい注意が
必要なのかが、一目で判断できます。
そこで、今回は『食べる?』の印刷現場に潜入。
普段は見ることができない、本ができるまでを
特別に見学させていただきました。
『食べる?』を作っているのは、東京の下町。
下町ではよく見かける光景ですが、この中で、
初めて書いた僕の本が作られています。
『食べる?』は、224ページに及ぶ超大作で、
普通の本と比べて、印刷に時間がかかります。
年末の発売に間に合わせるため、休日返上で
作ってくれることになりました。
印刷するのは、ドイツ製の大型印刷マシーン。
コイツが猛烈な速さで、紙に印刷していきます。
まずは、大きな紙を吸盤でチュパチュパと
持ち上げて、1枚ずつ印刷機に流し込みます。
今回の『食べる?』ですが、比較的インクが
乗りづらい紙を使っていることに加え、繊細な
イラストもあるため、濃淡が非常に重要なんです。
だから、「インクの加減が難しいんだよね!」と、
職人の旦那は言っていました。
そのため、何度もインクの配合をチェックしては、
「これや!」というところで、印刷をしていました。
そうです。この本には、いろいろな「こだわり」や
「魂」が込められています。
小型のトラックサイズの印刷マシーンを通ると、
猛烈な速さで、完成品が出来上がってきます。
インクで紙がくっつかないように、粉をまぶして
完成品がどんどん積み上がっていくんですが、
これを折りたたんで製本すると、皆さんの手元に
届られる形になります。
これが印刷の完成形。
今回の本は、言いたいことを書き並べただけの
エッセイスタイルの本ではなく、実用的に使える
本を目指しているので、かなり読みやすいです。
中身を見ないうちから、アマゾン先生で予約を
してくださった方がたくさんいたんですけれども、
皆さんを後悔させません!
12月28日発売予定ですが、年末は物流が
止まってしまうため、皆様のお手元に届くのは
年明けになってしまうかもしれないんですけど、
のんびり気長にお待ちいただきたいと思います。
そして、発売に先立ち、出版記念パーティーを
開催させていただくことになり、参加できるのは
55名なんですけど、ささやかながら、皆さんで
祝いたいと思っています。
12月30日(水)11時30分からなんですが、
神楽坂のイタリアン「ラ・レッテラ」さんにて、
立食スタイルのパーティーをします。
▼お申込みは、こちらから▼
http://kokucheese.com/event/index/131444/
この日のために、僕としたことが「サイン」まで
考えましたので、ご希望される方がいた時には、
スラスラとサインさせていただこうと思います。
また、1月12日(日)には、ニシダッシュさんが
経営している名古屋の「URBAN COWBOY」で、
「出版フェス」というイベントを開催する予定です。
名古屋の皆さんに会うのを楽しみにしています。
そして、1月15日(水)には、紀伊国屋書店の
新宿南店 さんで、トークイベントを開催します。
紀伊国屋書店・新宿南店。
「八日目の蝉」や「空中庭園」の作者で、
直木賞作家の角田光代さん、映画監督にして
ノンフィクション作家の森達也さんなど、数々の
大物がイベントをしているスペースなんですが、
そこに登場するのが、まさかの僕。
ありがたい話ですね。
さらに、1月19日(日)には、埼玉県蕨市の
「志誠堂」という本屋さんで、一日書店員を
やらせていただき、オススメの本も合わせて
販売する予定です。
おかげさまで、この『食べる?』なんですが、
全国の本屋さんで販売していただけることに
なりましたので、本屋さんで見かけた時には、
ぜひお求めいただきたいと思います。
あぁ、早く年末にならないかな!