みなさん、こんにちは~
BMW純正イカリングのデイライトはメチャ明るくてかっこいいですよ~
ぜひ、こちらでDIYキットをご購入いただき、自分でチャレンジしちゃいましょう!
ノートパソコンさえあれば、あとはケーブルとマニュアルを買えば簡単にDIYコーディングが楽しめます!
ショップで施工なんてもったいないですよ~(^^)/

デイライトの詳しいパラメータの解説は、こちらでも紹介していますのでぜひ御覧ください!
念願のデイライトのコーディング成功です!!
えーと、この「コーディングできない場合」というのはどうやらe-sysを使用せずにAutologicというものでコーディングした場合のことらしいです。
Autologicはこんな機械で、よくショップとかで使用しているらしいです。まあ、ホントのところはわかりませんが。。。

以下の解説は私のクルマが前提となります(あたりまえか。。。)ので、iDRIVEがCICの方はHU_NBTをHU_CICに脳内変換しながら読んでください。
設定するパラメータは下記の2つです。
1.FRMモジュールのDRL_MODUSのパラメータを、nicht_aktiv → drl_s_ohne_slへ変更
(F20/F30系のクルマの場合は、FEM_BODYモジュールのTFL_MODUSをnicht_aktiv→tfl_sへ変更です)
2.HU_NBTまたはHU_CICモジュールのDAYDRIVING_LIGHT のパラメータを、 Perm_off → Standardへ変更
では具体的に解説します。
一応、前回までですでにE-SYS接続可能+CAFデータバックアップ取得済みとなっているはずなので、便宜上、それを前提に話を進めます。
したがって、私は以下の設定書き換えをクルマの中ではなく、自室の暖かな環境で行っています。
1.FRMモジュールのDRL_MODUSのパラメータを、nicht_activ → drl_s_ohne_slへ変更
1)Expert ModeのCodingをクリックし、SVTエリアに表示されたモジュール一覧の中からFRMを探して展開します。
もしかしたらすでに展開済みかもしれませんが。。。
2)FRMモジュールのCAFD~を右クリックして、Edit FDL を選択します。
3)すると、画面が自動的に切り替わって、FDL-Editorが起動します。
左側のモードがEditors & Viewersの FDL-Editorになっていると思います。
私の場合、ファイル名はC:\ESysData\CAF\CAFD_0000012F_012_003_011.ncdでした。
ここで表示されているツリーを一つ一つ展開してFanctionを探してもよいのですが、面倒なので、Search for :のテキストボックスにDRLと入力してSearchボタンをクリックします。
4)するとあら不思議、自動的に探してくれます(あたりまえか。。。)
で、DRL_MODUSのフォルダを展開するとパラメータが表示されますので、nicht_activ のところを drl_s_ohne_sl へ変更してください。
ちなみに、Werte=00のところはdrl_s_ohne_slを選択すると勝手に06へ変わりますので、気にしなくてもいいです。
参考までにこれが変更前で、、、
こちらが変更後です。
一応、Kommentar=~のところに取扱説明みたいなのが書かれていますが、ドイツ語っぽいですね。私はほかの設定はよくわかりません。
英語版のチート表によると、
0: DRL disabled
1: DRL_H via beam, halogen U.S. (without lights)
2: DRL_L via low beam
3: DRL_S via separate TFLeuchte; U.S. Xenon (rings + bottom)
4: TFL_S via separate TFLeuchte; ECE Xenon (rings + bottom)
5: TFL_ECE (North Country Comfort)
6: DRL_S_ohne_SL via separate TFLeuchte without taillight / tail lights, U.S.
7: TFL_S_ohne_SL via separate TFLeuchte without tail light / rear light, ECE
5)設定を変更したら保存します。
左上の、セーブアイコンをクリックします。
保存に成功すると、セーブボタンがグレーになります。
念のためCAFデータの更新日時をみてみると・・・
変更したCAFD_0000012F_012_003_011.ncdの更新日時だけが変更されているのがわかります。
もし間違えちゃったら、バックアップしてあるファイルをここに戻してください。
最終的に、この設定ファイルを車載コンピュータに書き込んでコーディングが完了します。
2.HU_NBTまたはHU_CICモジュールのDAYDRIVING_LIGHT のパラメータを、 Perm_off → Standardへ変更
次に、HU_NBTモジュールの設定を変更します(CICの方は、HU_CIC)。
HU_NBTはナビモジュールなので、これを変更しないとせっかくデイライト点灯可能になってもiDRIVE画面に設定メニューが表示されません。
1)先ほどと同様、Expert ModeのCording画面に戻って、HU_NBTを展開し、CAF~を右クリックしてEdit FDLを選択します。
2)すると自動的にEditor画面が表示されるので、DAYDRIVINGをキーワードに設定し検索します。
で、DAYDRIVING_LIGHTのパラメータを perm_offからstandardへ変更します。
これが変更前、、、
これが変更後。
3)忘れずにセーブボタンを押してください。
4)設定ファイルはC:\ESysData\CAF\CAFD_00000DED_001_019_009.ncdですが、念のため、ファイルの更新日時を確認してみます。
先ほどのDRL_MODUSとあわせて、2つのファイルの更新日時が変更されているのがわかります。
しかし、ファイルの更新日時でばれちゃいますが、日曜日の朝っぱらから何をしているのでしょうか、私は。。。
でも、日中は家族とお出掛けしないといけないので、クルマいじりは早朝深夜のみ。
つらいところです。。。
では、気を取り直して、続きです。
設定ファイルの変更が完了したので、あとはクルマにPCを持ち込んでE-SYSを接続し、設定を書き戻すだけです。
1.PCとクルマをENETケーブルで接続
2.PCとクルマの電源をオン(エンジンはオフ)
3.ESYSを起動
4.PC画面右下のネットワークアイコンに黄色いびっくりマークが出るのをまってESYSの接続ボタンをクリック
5.F010に接続
とまぁ、ここまでは何度もやっているので、だいぶ端折っちゃいましたが、大丈夫ですよね?
わからない方は、準備編、接続編をご覧ください。
で、ここからが肝心ですが、Expert ModeのCording画面で、Vehicle Orderエリアに表示されているFAフォルダを右クリックし、Activate FAを選択してください。
下のように、FAフォルダの隣に緑色で(active)となっていれば大丈夫です。
注)FAフォルダが表示されていない場合は、ReadボタンをクリックしてFAListを読み込んでください。
で、先ほど自室で編集しておいたCAFファイルを選択し、SVT Actualエリアの Code FDL ボタンをクリックします。
下は、FRMモジュールのDRL_MODUSを書き換えたファイルです。
緊張の一瞬です。
下のような書き込み中を示す画面が表示されて、最終的に~finishedとなればOKです。
(ドイツ語はよくわかりませんが・・・)
一応、レポートが表示されて、Errorsはゼロです。ヨカッタヨカッタ。
まぁ、ここでエラーが出ても困っちゃうんですけどね。。。
と思って安心していたら、車載コンピュータが再起動して警告が発生!!
「正規ディーラーで点検を実施してください」とかなんとか。。。
でも、警告内容をみてみると、
「フロントカメラが故障しています」って、そもそもオイラのクルマにフロントカメラ付いてないし!
ということで、無視することにしました。
で、同じような作業を、HU_NBTモジュールについても実施します。
こちらも無事終了。
最後に、ESYSの接続を切って、エンジンスタート。
おおっ!
ナビにデイライトの設定メニューが表示されました。
で、チェックをつけると、昼間なのにデイライトが点灯!(あたりまえだっ!)
ま、眩しい!