みなさん、こんにちは!
またまた今回もNBT限定かもしれません。。。ということで、ナビにwifiアクセス機能を追加してみます。
設定の前に、どんな機能かちょっと説明します。
すでに前回、USBメモリに保存したマルチメディアデータを直接再生できるようコーディングしましたが、今度はこれをwifi経由でやってみよう!というものです。
したがって、実際に利用するためにはiDRIVEにwifiで接続可能なスマホなりタブレットが必要になります。
さらに、そのスマホ/タブレットに、予めメディアサーバーアプリをインストールしておきます。
具体的には、これ。
これをインストールすると、そのスマホに保存されている音楽データや動画データをUPNP/DLNA規格に準拠した形で対応機器にストリーム配信できるようになります。
つまり、スマホがサーバーでiDRIVEがクライアントですね。
なんとなく、先ほどのUSBメモリから動画再生より実用性が高そうな気がしますです。期待しましょう!
では、具体的な設定です。
変更するパラメータは、HU_NBTモジュールの下記パラメータです。
WLAN_STATUS > aktiv
WLAN_MODUS > ap
ENT_MC_WLAN_STREAM_DMP_COVERART > aktiv
ENT_MC_WLAN_STREAM_DMP_VIDEO > aktiv
ENT_MC_WLAN_STREAM_DMP > aktiv
あと、
WLAN_SIGNAL_STRENGTH というのがありますが、このパラメータはwifiの電波強度を設定するパラメータで、 "incar"と"outdoor" が選択出来ます。
デフォルトはincarですが、outdoorにするとiDRIVEが発信するwifi電波が強力になるみたいです。
(私はデフォルトのままにしておきました。)
ちなみに、WLAN_MODUSで選択可能なパラメータには、ap,client,both,wifi_directの4つがあります。
デフォルトはapですが、設定を変えてみてもこれらの違いがよくわかりませんでした。
で、コーディングを書き換えるとiDRIVEが再起動して、wifiメニューが使えるようになります。
コーディング前はこのメニューでは「Bluetooth」しか選べませんでしたが、新たに「WLAN」が選択できるようになります。
さて、どんな機能なのでしょうか?
おおっ!?車両WLANなんて、ちょっとスゴいんじゃないですか?
早速、新規機器登録ですっ
次の画面で表示されたキー番号をスマホに入力すると、iDRIVEとスマホがwifiで繋がります!
で、マルチメディアの機器選択画面に行ってみると、なんだか「読み出し中」って、頑張ってるじゃぁありませんか!偉いぞ~iDRIVE!
最終的にはこんな感じで事前にスマホにインストールしておいたPixel Media Serverが表示されました~!
早速、こいつを選択してみると、、、
スマホの中にたまたま保存してあった動画ファイルが表示されました~
で、再生!
なんの動画かは言えませんが、私が自分で撮影した家族の動画でした。。。
なので、非公開!(でもちゃんと再生されましたよ~)
というわけで、無事コーディング終了!
ん?でもなんか変。。。
スマホに保存されているその他の動画や音楽はなんで再生できないの???
これはおそらくPixer Media Serverの設定の問題かな。。。
そうだ、そうに違いない、iDRIVEちゃんは悪くないよ、きっと。Androidが悪いんだよ!
とにかく、そこらへんの問題を解決しないと、この機能もなんかイマイチ使い勝手が・・・
結局、Bluetoothでつなぐのが一番手軽で使いやすいような気がしてきた。。。
おおっ、だからこのWLANメニューは日本仕様で無効化されているのか?!
やっぱりBMWジャパンってスゴイね。
イマイチな機能をあえて隠して、お客さまに余計な手間暇かけさせないように気を使ってくれたんだね~
エライエライ。
ではまたー^^
Posted at 2013/02/17 23:01:42 | |
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