• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • オフ会情報
  • ブログ
  • みんカラ+
2013年03月14日 イイね!
みなさん、こんにちは。

本日は、今まで経験したトラブルの中から、誰でも起こりそうなものをピックアップして対処法をまとめました。

結論から言うと、冷静に対処すれば全然たいしたことはありません。

 が、大事なクルマを目の前にして、二度とエンジンが掛からないかもしれない、なんて思うと気が動転してさらなるトラブルを引き起こしかねませんので、知識として知っていたほうがいいと思います~


 では、本題に入る前に、コーディング時の手順をおさらいしましょう。

通常のケース
 ①クルマに乗る
 ②ケーブルをODB2コネクタに差し込む
 ③イグニッションをオン
 ④ケーブルをパソコンに差し込む
 ⑤E-SYSの接続ボタンをクリック
とりあえず、ここまでにしておきますか。。。(②~④の順番は前後しても構いません)

重要なのは、このままコーディングを続けると、約20分くらいで自動的にクルマの電源が切れる、ということです。なぜなら、エンジンOFFだから。

注)間違ってもやってはいけないのが、エンジンON→OFFでコーディングを始めることです。
この場合、20分どころか2,3分で電源が切れます。


これを踏まえて、各ケースごとに対処法を検討してみましょう。


1.単にE-SYSでパラメータをいじっている時に電源が切れた場合
この場合はそれほど大したことはありません。復旧手順は下記の通りです。


①E-SYSの接続ボタンをクリックして「切断」状態にする。

②再度、クルマのイグニッションボタンを押して、クルマの電源を入れる。
③15秒ほど待ってPCとの通信が確立したら、E-SYSの接続ボタンをクリックして「接続」状態にする
④作業を継続する。


2.E-SYSで車両からVO,SVT,CAFデータ等を読み取っている(READしている)時に電源が切れた場合
これも、基本的には1と同じです。

①E-SYSの接続ボタンをクリックして「切断」状態にする。
②再度、クルマのイグニッションボタンを押して、クルマの電源を入れる。
③15秒ほど待ってPCとの通信が確立したら、E-SYSの接続ボタンをクリックして「接続」状態にする
④作業を継続する。


3.E-SYSでパソコンから車載コンピューターにデータを書き込んでいる(Code FDLを実施している)時に電源が切れた場合

この時はヤバイです。

私の経験した限りでは復旧出来ましたが、100%復旧可能かどうかはその時の運次第ですね。
電源が切れたタイミングにもよりますが、正常にクルマが起動しないかもしれません。

とりあえず、復旧手順を確認しましょう。
①~③までは今までと同じです。

①E-SYSの接続ボタンをクリックして「切断」状態にする。

②再度、クルマのイグニッションボタンを押して、クルマの電源を入れる。
 (ここでクルマが正常に起動すれば、おそらく大丈夫でしょう)
③15秒ほど待ってPCとの通信が確立したら、E-SYSの接続ボタンをクリックして「接続」状態にする

ここからが重要です。
このまま作業を継続して「Code FDL」を再度実施しても、エラーメッセージが出て書き込みが失敗する場合、パソコン側のCAFデータが壊れている可能性があります。

その場合、書き込みに失敗したCAFデータを再度クルマから読み込みなおします。
つまり、

④SVT Actualエリアで、「Read(VCM)」ボタンをクリックして、再度SVTエリアにフォルダツリーを読み込む。

⑤書き込みに失敗したモジュールのCAFデータを右クリックして「Read Coding Data」を選択し、再度クルマからCAFデータを読み込む。

⑥読み込んだCAFデータを右クリックして「Edit FDL」を選択し、FDL Editor画面を表示する。

⑦変更しようとしていたパラメータの状態を確認し、変更前なら再度変更する。

⑧保存ボタンを押して変更を保存する。

⑨戻るボタンをクリックして、Expert Modeへ戻る。

⑩変更したCAFデータを選択した状態で「Code FDL ボタンをクリックし、データを車載コンピュータへ書き込む。



以上で、おそらく復旧できるでしょう。
 
もし、iDRIVEの画面が全てドイツ語になってしまったりしたら、おそらくアウトです。
ディーラーへ直行ですね。。。

そうならないよう、タイムリミットには気をつけてくださいね。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
もしくは、エンジンが掛かっている状態でコーディングするというのもいいかもしれません。
これなら、途中で電源が切れることもないでしょう。

E-SYSのマニュアルには、イグニッションON+エンジンOFFでコーディングするよう記載されていますが、Bimmerfestのスレでは、DMEモジュールをコーディングするのでなければ、特にエンジンが掛かっていても問題ない、という記述があります。

http://www.f30post.com/forums/showpost.php?p=13159662&postcount=1403

http://www.bimmerfest.com/forums/showpost.php?p=7188770&postcount=151
 
 
なので、途中で電源が切れるリスクを負うぐらいなら、エンジンかけっぱなしでコーディングするほうがいいという意見もあります。


少なくとも私は、この苦い経験をしてからは、20分以上作業する場合はエンジンかけた状態でコーディングを実施することもあります。

ただし、理想はエンジンOFFです!
エンジンONでも大丈夫だとは思いますが、安全を保証するわけではありませんよ!


 

※DMEモジュール
DMEモジュールとは、Digital Motor Electronicsの略で、一般的には包括的にエンジン制御を司るモジュールのことを言います。
 従って、エンジン稼働中にこのモジュールをコーディングすると、Flashing時もしくはモジュールの再起動時に一時的にエンジン制御ができなくなり、エンジンに予期せぬ障害が発生する可能性がありますので気をつけて下さい。




 
Posted at 2013/03/14 19:27:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW コーディング | クルマ
2013年03月13日 イイね!
みなさん、こんにちは。

 今回は、総集編?というわけではないですが、よく質問を受けるので、知ってりゃ便利だこりゃ的なトピックをご紹介します。

 私はよく次のコーディングネタを試行錯誤するときに、クルマの中ではなく自室でE-Sysをいじりながら、あーでもないこーでもないとパラメータをいじっております。

 でも、普通にE-Sysを起動すると、画面は真っ白けっけですよね?
 これでどうやって自室でCAFデータを編集するの?って思った方いませんか?
 私も最初は、E-SYSを起動するたびにクルマに行ってE-SYSを接続して、SVT Actualを読み込んでいたものです。

 まあ、自分専用のノートPCをお持ちの方は、E-SYSを終了しなければいつまでもCAFデータを編集できるのですが、、、

 うちの場合、家族共用なので、私のE-SYSはまず真っ先に終了させられます。。。
確かに、知らない人にとっちゃ、まったく意味不明なアプリケーションですからね~

ただ、仮に自分専用だとしても、Windows Updateなどでパソコン自体を再起動すると、否応なしにE-SYSは真っ白けっけですよね?

ちょっと前置き長すぎですが、やっと本題です。
今日は、そんなあなたに最適な、「いつでもどこでもCAFファイル編集」をご紹介します。



前提としては、すでにCAFファイルのバックアップを取ってあるけど、Vehicle Orderや、SVT Actual のバックアップは取っていない、という状態であるということで始めますね。


 注)すでに、これらのバックアップを取得している方は、下のほうの「ここからが今日の見せ場ですよ!」あたりから読み始めていただいて構いませんよ~

 
E-SYSを起動します。Expert ModeのCoding画面は真っ白けっけです。


 最初だけ、クルマに接続して下さい。
 そして、いつもの様に、Vehicle OrderのところでReadボタンを押した後、SVT ActualのところでもRead(VCM)ボタンを押します。
すると、当然のことながらVehicle OderエリアやSVTエリアにフォルダツリーが表示されます。

 いつもなら、ここからコーディングが始まるのですが、今回はちょっと待って下さい。

 ここで、Vehicle OrderとSVT Actualのバックアップを取りましょう。
 取り方は簡単です。
 まず、Vehicle Orderのところでは、ボタンが「Read」「Load」「Save」と並んでいると思うので、このうちの「Save」ボタンを押します。

 


すると、ファイル保存ダイアログが出てくるので、適当に名前をつけて保存して下さい。FA20130314とか、今日の日付を入れるといいかもしれません。保存先はデフォルトのままでけっこうです。


次に、SVT Actualのところでも同様に、「Save」ボタンを押して、適当な名前で保存して下さい。これも保存先はデフォルトのままで構いません。
 


で、今回はこのまま接続を切って自室へ退散しましょう。

自室に戻ったら、E-SYSを終了して下さい。
 「え~、せっかくデータを読み込んだのに、また消えちゃうじゃないか」と思ったあなた、私の思う壺です。騙されたと思ってE-SYSを再起動です。



さて、E-SYSが再び起動すると、当たり前ですが、Expert ModeのCoding画面は真っ白けっけです。


 
さぁ、ここからが今日の見せ場ですよ!

まずは、Vehicle Orderを復活させます。
 Vehicle Orderエリアの「Load」ボタンを押して、先ほど保存しておいたxmlファイルを開いて下さい。
 すると、あら不思議、車両に接続していないのに、フォルダツリーが表示されます。もちろん、FAフォルダを右クリックしてActivateすれば、ちゃんと右側にVehicle Profileが表示されます。
 これなら、自室でじっくり自分のクルマのメーカーオプション構成をチェック出来ますね。

つぎに、SVT Actualを復活させます。
 VOと同様に、SVT Actualエリアの「Load」ボタンを押して先ほど保存しておいたxmlファイルを開きましょう。
 すると、左側のSVTエリアにモジュールデータのフォルダツリーが表示されるはずです。
 
ただし、この段階では、SVTに含まれるそれぞれのCAFデータは緑色アイコンのままですので、CAFデータの編集ができませんね。。。
 そこで、編集したいモジュールのCAFデータを右クリックして、New→FDLを選択して下さい。 下の絵では、試しにHU_NBTのCAFファイルを読み込もうとしています。
 

右クリック→New→FDLとクリックすると、ファイルオープンダイアログが出現するので、右クリックしたCAFと同じCAFファイルを選択してOKボタンを押して下さい。
※わかっているとは思いますが、ここで違うファイルを選択してはダメですよ!



 すると、いつもの様に緑色のアイコンがフォルダのアイコンに変わり、その中のCAFデータが選択できるようになります。
 ここまでくれば、あとはこのCAFデータを右クリックして、「Edit FDL」を選択すれば自動的にEditors & ViewersのFDL-Edit画面に遷移し、パラメータを確認・編集・保存することができるようになります。




 私は、今ではいつもこの方法で夜な夜なコーディングネタを調査しています。

 ただ、ここからは私なりのアドバイスになりますが、オフラインで編集・保存したCAFファイルをクルマに書き戻す場合は、細心の注意をもって臨んで下さい。
予期せぬパラメータの変更が紛れ込んでいると、想定外の結果になってしまいます。

 
なので、私は、実際にコーディングする場合は、必ずVehicle OrderやSVT Actual、及び、変更対象となるCAFデータを再度車両から読み込みなおして、その場でパラメータを変更→保存して車両にデータを書き戻しています。

このへんは個人の自由なのでなんとも言えませんが、各自、自分にあった方法でコーディングミスのリスクを減らすようにして下さい。



では、今日はこのへんで、さようなら~~








  
Posted at 2013/03/13 01:06:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | BMW コーディング | クルマ
2013年03月10日 イイね!
みなさん、こんばんは~

今日は、あまり多くの方々に役立てて頂けるようなものではないかもしれませんが、私にとっては非常に便利なコーディングを見つけたのでご紹介しますね。

私のF10は去年の暮に、ちょっとだけ多めの値引きと引き換えにディーラーの在庫車を購入したものなので、自分でメーカーオプションを選べないという残念な状態でした。

ですが、納車の時に説明を聞いているといわゆるレーダークルーズコントロールが付いているということで、へーかっこいいじゃん、ということで、いまではすっかりお気に入りです。

このレーダークルーズは(正式にはアクティブ・クルーズ・コントロールと言うらしいですが)、ハンドルに付いているスイッチを押すと作動するのですが、その時のデフォルトの車間距離設定が広めで、いちいち毎回手動で調整するのが面倒だな~とかねてから思っていました。


車間距離設定は4段階(上の写真のようにバーが4つ)で、デフォルトで確かバー3つの設定だったと思いますが、いつもこれを手動でバー2つに変更していたんですが、それが結構煩わしくて・・・

で、本題ですが、デフォルトのバーの数を自由に変更できるコーディングがありました。

ICMモジュールの C_Abstandsstufe_init の Stufe_3(Werte=03) を Stufe_2(Werte=02) に変更です。

これが変更前。


 
で、こちらが変更後。

 

 
このパラメータの選択肢は4つで、

Stufe_1(Werte=01)

Stufe_2(Werte=02)

Stufe_3(Werte=03)

Stufe_4(Werte=04)というように、デフォルトの車間距離を自由に選べるようになってます。

さすがに、Stufe_1(Werte=01)は車間距離短すぎかな~とおもいますが、人にもよりますよね~

最初から自由に選べるようになってればいいのに。。。





 
Posted at 2013/03/10 22:39:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW コーディング | クルマ
2013年03月10日 イイね!
みなさん、こんにちは~
 

今回は、地味だけど意外と重宝するコーディング集第2弾(って、第1弾は?)として、シートベルトアラーム音の消去に挑戦してみることにしました。

始めてBMWに乗った時に思ったんですけど、クルマに乗り込んでエンジンスタートボタン押した時の警告の多さにはびっくりです。
 
寒かったのもあったのですが、気温が3度を下回ると「低温注意報」、シートベルトしてないと「シートベルト注意報」、ガソリン少ないと「ガソリン注意報」・・・

なんか、多すぎて逆に注意力散漫になってしまうのではないかと思ったくらいです。

低温注意報とガソリン注意報はいいとして、シートベルト警報は微妙だなぁ・・・
シートベルトってふつーエンジン掛ける前にしないですよね?
あれ?私だけですか?
私は、ドア開ける座席に座るエンジン掛けるシートベルトする走りだす、という順番なんですけど・・・

とにかく、必ず警告音がなるので、いい加減にしろよ~と。


では、本題です。
(今回はパラメータに別名がありますので、モジュールのバージョンによって使い分けて下さい。比較的新しいクルマはカッコ内の別名の方になっているはずです)
 
 
変更するパラメータは、ACSMモジュールの
Initialwarnung_GWF_IW を、aktiv から nicht_aktiv へ変更
  <↑これは運転席・助手席共通です。イグニッションオン時のアラームです>
 
(運転席)
SBR_FA_GWF_SBR_FA (別名 SeatBeltReminder_SBR_Fahrer) を、aktiv nicht_aktiv
SPW_FA (別名 SBR_PreWarning_Fahrer)を、aktiv nicht_aktiv
です。

 一応解説すると、Initialwarnung_GWF_IWは、始めにイグニッションオンにした時にシートベルトしてなかった場合に鳴るもので、他の2つはなんだかおんなじことを言ってるようにしかみえないのですが、走りだした時に鳴るもののようです。

ちなみに、上記は運転席側の警告のみオフにする場合です。
 
Initialwarnung_GWF_IW は共通ですが)助手席もオフにしたい場合は、追加で
SBR_BF_GWF_SBR_BF (別名 SeatBeltReminder_SBR_Beifahrer) → nicht_aktiv
SPW_BF (別名 SBR_PreWarning_Beifahrer) → nicht_aktiv
というように設定変更して下さい。

要するに、Fahrer → 運転席、Beifahrer → 助手席です。
 
私の場合は、自分はともかく、隣に座る人の命まで保証できないので、運転席のみアラームをカットしました。

ではまた~


注意)くれぐれも運転時はシートベルトを忘れずに・・・
 

 
Posted at 2013/03/10 07:08:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | BMW コーディング | クルマ
2013年03月03日 イイね!
みなさん、こんにちは。

もうそろそろ使えそうなコーディングネタも尽きてきたので、未確認のものも含めて海外サイトで出回っているチート表をご紹介します。

PDFのチート表はよく見かけるのですが、PDFだと入手した後に新たなネタが発見されると陳腐化してしまうんですよね。。。
 
最近ではGoogle Documentを使用してオンラインでメンテナンスすることで、最新版をいつでもみれるようにしてるみたいです。
海外メンバーに感謝です。

◆F10
  ・F10/F11 Coding Options

  ・F10 Cheatsheet 

◆F30
  ・Coding f30 


  ・PDF Cheatsheet

 
Posted at 2013/03/03 12:04:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW コーディング | クルマ
プロフィール
「BMW DIY コーディング フル液晶メーターパネル取付 http://cvw.jp/b/1731931/31892020/
何シテル?   12/16 22:37
華太郎です。よろしくお願いします。 2012年モノの523i、4気筒ターボ2000ccをエコプロモード全開で乗っています。 もうちょっと頑張って52...
Facebookみんカラ公式ページ Twitterみんカラ公式ページ
みんカラ新規会員登録
ユーザー内検索
<< 2013/12 >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
リンク・クリップ
気を取り直して・・・スキマ埋めクッション見つけた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/08/19 18:17:29
セルフコーディングの旅4(ナビロック解除) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/05/28 03:20:31
DIYによるコーディング 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/05/03 13:27:02
ファン
130 人のファンがいます
愛車一覧
BMW 523i ハイライン 華太郎 (BMW 523i ハイライン)
BMW 523i (F10)に乗っています。 基本はノーマルですが、内装・電装系のDIY ...
PR
QRコード
QRコード
このブログを携帯でご覧になれます
プライバシー
©2013 Carview Corporation All Rights Reserved.