こんにちは～

今回は、コーディングし過ぎて、元の状態がわからなくなって、もうどこをどういじったらいいのかわからないにもかかわらず、初期状態のバックアップを取り忘れた、というワガママな人に、ワンクリックで初期状態になる方法を教えます～


私のブログでは、最初にコーディングする前に、必ずCAFDファイルのバックアップを保存するようオススメしています。


でも、実は、そういう私がバックアップファイルをとっていなかったりして（笑）。


で、しかも、週に１～２度はクルマに座ってあれこれパラメータをいじってるので、最初どういう状態か、もはや知るよしもありません（泣）


なので、コーディングし過ぎてクルマが変な警告を出すようになってきたら、だいたいいつもこの方法で復旧しています。



1.まずは、フツーに車両とパソコンをENETケーブルでつないで、E-Sysを起動し、接続ボタンをクリックましょう。

2.ターゲットを選んで、Connection via VINで接続です。

3.Expert Mode のCoding画面で、Vehicle Order を　Read　→　FAをダブルクリックしてActivate

4.SVT Actualで、Read SVTをクリックすると、左のSVTエリアにモジュール一覧が表示されます。

5.フツーはここでRead Coding Dataなんですけど、今回は、初期化したいモジュールを選択して右クリックしてCodeを選択します。



すると、E-Sysが勝手にパラメータの初期状態を演算して、クルマに書き込んでくれます。

実際に初期化されているかどうか確認する場合は、該当モジュールのCAFDファイルを右クリックしてRead Coding Dataを選択して下さい。

通常通りパラメータ確認画面が表示されますので、ご自由に確認して下さい。


注意！
くれぐれも、右側のCode Default Valuesボタンをクリックしないようにして下さい！
これをクリックすると、すべての表示がドイツ語に初期化されてエンジンも掛からなくなってしまいますので。
デフォルトって書いてあるので、ついつい押したくなる気持ちはわかりますけど（笑）


いや、笑い事ではありましぇん（笑）

 

こんにちは！

今回は、ナビ起動時のスタートアップアニメーションを変更するコーディングを試してみました。

モジュールはHU_NBT
パラメータはSTARTUP_EMBLEMです。

※どうやらHU_NBT限定（HU_CICではできない）らしいです。
私のクルマはNBTなので、ほんとにCICで出来ないのかどうかはわかりませんが・・・



このパラメータには、variant_01からvariant_09まで全部で９個の選択肢があります。

で、それぞれの内容はこちら。

variant_00 　Connected Drive（デフォルト）
variant_01 　M Logo
variant_02～06 　Connected Drive (variant_00と同じ)
variant_07 　White BMW Logo
variant_08 　Brown BMW Logo
variant_09 　Merry Xmas Logo


 
動画を載せるのも大変なので、とりあえず静止画でイメージ掴んで下さい！

Connected Drive（標準の画面）


M Logo


White BMW Logo


Brown BMW Logo


Merry Xmas Logo


私は、M Logoにしてみました。
カッコイイです！

ただし、このスタートアップアニメーションが流れるのはナビが起動する時なので、フツーに乗っていると滅多にお目にかかれません。。。（泣）

では、また～


 

2013/11/30追記

ここに書いている方法で復旧できない場合は、かなり深刻な状況です。。。
おそらくディーラーでの復旧も厳しいと思いますので、専門ショップへご依頼されたほうがいいと思います。

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知らない方は、なんのこっちゃ、ですけど、知っているあなた！

あなたはエライ！
この修羅場をくぐり抜けてきたんだから、この先、どんな困難が待ち受けようと、大丈夫です！


のっけからなんのこっちゃ、ですけど、実はこれ、
コーディング中に車両の電源がOFFになってしまった時、プラス、さらに運が悪かった時に、車両のCAFデータがぶっ壊れたときの話なんです。


実は、車両の電源がいきなり切れた時の対処方法は、以前、記事にしておきました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1731931/blog/29441216/

でも、この時は、ここまでひどい場合の復旧手順については言及していなかったので、以前から、たま～～～に「ヤッちゃった」方から問い合わせを頂いて、個別に対応していたのですが、せっかく？ですので復旧手順を載せておきます。

（本当の理由は自分自身が忘れないように・・・だったりして）


■復旧手順
 
1. E-SYSを車両に接続→VO Read→FA Activate→SVT ActualエリアでRead(VCM)ボタンをクリック。

2. SVTツリーが表示されたらSaveボタンをクリックし適当なファイル名でSVTを保存。
（保存場所はデフォルトで構いませんが、場所を覚えておいて下さい）


 
3. 保存したSVT（xmlファイル）を右クリック→編集（メモ帳で開きます）。
 
4. 文字列検索で「FFFFFFFF」を検索します。
下のように、CAFDファイル定義が見つかるはずですので、これを書き換えます。


5. 本来あるべきCAFファイル名を確認して下さい。
例えば、CAFD_00000794_002_020_029だったとすると、下の図のように書き換えます。
※必ず自分の車両のCAFファイル名に書き換えること！


 
6. 編集したSVTファイルを保存して閉じます。
 
7. この編集したSVTファイルをE-SYSで読み込みます。Loadボタンをクリック。


 
8. 左側のSVTエリアのツリーで、いままでCAFD_FFFFFFFF_255_255_255となっていたところが、正しいCAFファイル名に置き換わっているはずです。


 
9. これを右クリックして、「Read Coding Data」を選択して下さい。車両からの読み込みが成功するはずです。
※New→FDLではありません。
 
10. Code FDLボタンを押して、車両にCAFデータを書き込んで下さい。
 
11. これで正常に戻るはずなので、もし追加でコーディングを実施する場合は通常の手順で行なって下さい。
 
途中で電源が切れないよう、エンジンONのほうがいいと思います。


みなさん、気をつけましょうね～

 

みなさん、こんにちは～

今回は、あんまり大したことないですけど、デイライトの明るさ調整です。


個人的には明るいデイライトが大好きなんですけど、この夏に田舎（とはいえ茨城ですけど）へ帰省したときに、両親に「あんた、昼間っからライトつけっぱなしでもったいないよ」と言われてしまいました・・・

いや、ね、これはね・・・

と、例によってデイライトの説明するんですけど、もったいないっていう感想は払拭できず。。。


もーだいたいこのデイライトはLEDなんだから、消費電力少なくって、それでいて安全性アップなんだよって言っても、ね～～


で、めんどくさいのでデイライトの明るさを50％にしちゃおうかな、と。

■F10,F06,F01,F25系
モジュールはFRM、
パラメータは、HELLIGKEIT_DRL　を　wert_01__100%　から、　wert_02__50%　へ変更です。
　 この設定は、ほかに何もいじってなければポジションライト点灯時も共通の設定ですね。

■F30.F20系　※お友達より情報提供ありました！ありがとうございます！
 FEM_Body FEM_Body 
 
で、しばらく走ってみると、信号待ちとかで前に止まってるクルマに反射するデイライトが、さびしいのなんの・・・

家に帰ってきて、ソッコーもとの100％に戻しました（笑）


要するに、田舎に帰るときはデイライトをオフにしろっていう教訓ですね。。。

では、また＾ー＾

PSDZDATA ver50.3

2013年8月版の車両データです。

最近ではE-Sysも従来のver3.22.5　に加えて、ver3.23.4も出回るようになってきましたね。

ちなみに、3.22.5で使用していたトークンは3.23.4でも使用することが出来ますが、
パッチは3.23.5用のものが必要ですのでご注意ください。

※ちょっとわかりにくい説明ですみません。。。
要するに、有償トークンは共通ですけど、パッチの方はE-Sysのバージョン毎に違う、ということです。
 
コーディングに関しては、いずれのバージョンでも差異はありませんので、
E-Sys 3.22.5を使用している方はそのまま使用し続けるほうが良いと思います。

PSDZDATA 50.3はいずれのE-Sysバージョンでも使用できます。

詳しくは下記の表をご覧くださいませ～