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プロ野球の実行委員会は16日、新ポスティングシステムを正式に承認した。MLB側も日本時間17日(米国時間16日)にセリグ・コミッショナーとア、ナ両リーグ4球団ずつの代表者による評議会を電話で行い、承認することで制度が発効。日本時間17日午前に発表される。田中将大投手(25)が所属する楽天だけは最後まで反対し、継続審議を主張したが多数決で押し切られた。この結果を受け、立花陽三球団社長と田中の会談は、17日に仙台で行われることになった。
最後まで満場一致とはならなかった。新制度は日本の所属球団が米球団から受け取る金額の上限を、2000万ドル(約20億6000万円)に設定。選手は日本の球団の希望額に応じたすべてのメジャー球団と交渉できる。選手とメジャー球団にとってはメリットが大きい反面、入札金が1億ドル(103億円)になる可能性まで報じられた田中を抱える楽天にとっては受け入れがたいものだった。
楽天の米田取締役連盟担当は「球団としては到底納得できる条件ではないので、継続審議すべきだと。最後まで反対の立場を取りました。上限額に不満? それも含めて、全体の出てきている内容について。ここで合意すべきではないという意見を述べました」と反対したことを明言。日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「意見をおっしゃる球団もあったが大勢には従うということだった。総意として新制度を承認いただいた」と話した。
それでも、日本時間17日に制度は発効。今後は楽天と田中の会談の中身に焦点は移る。楽天の井上オーナー代行は「発足した段階で立花(球団社長)が田中選手と話をする。それを受けて、球団の決定機関で議論して決定する」と説明した。メジャーか残留か。田中がどんな結論を出すか注目だ。
【実行委及びセ・パ理事会でのその他の審議・報告事項】
▽機構改革 NPBの組織の効率化を図るため、小委員会で検討していく方針を確認。メンバーは巨人、阪神、オリックス、ソフトバンク。
▽理事長 来季からセの理事長にDeNA・三原一晃球団取締役が就任、パは村山良雄連盟担当が留任。
(2013年12月17日06時03分 スポーツ報知)
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