部屋の明かりがついていると、ほっとする。

君が川越にいてくれている間、
僕は会社から家路を辿るのが本当に楽しかったんだ。
家に近づくと明かりがついている。
そして、君と少年が待ってくれている。

僕が求めている幸せは、きっとこういうものなのかもなって毎日思っていた。

今はね、家路を辿るルートを変更してる。
部屋が見えると、今は明かりついてないからね。