契約更改を終え、会見に臨む森福

　ソフトバンクの森福は16日、２０００万円アップの年俸１億４０００万円で来季の契約を更改した。

　今季はプロ発先発を含むチームトップの57試合に登板。投球回数は52回３分の１で３勝２敗15ホールドをマーク。しかしワンポイントでの起用が多く、森福は「（今季は）物足りない。７、８回で勝負したい」と納得していない。

　球団からは３年連続50試合以上の登板を評価され「森福の活躍はチームの上昇に欠かせない」と言ってもらった。選手としてこれ以上うれしい言葉はないが、ここで満足する気はない。さらに上を目指しているからだ。

　今季のホールドポイント（ＨＰ）は18。パ・リーグの最優秀中継ぎ投手に選ばれた佐藤（オリックス）は42ＨＰで、大きな差をつけられた。森福は「チーム内の競争に勝って（ホールドポイントで）タイトルを取りたい」。来季のタイトル奪取を目標に、このオフは自分を厳しく鍛えなおす。（金額は推定）