新入札制度締結でマー米移籍へ前進
2013年12月17日 11時00分
【マサチューセッツ州ボストン発】米大リーグ機構(MLB)は16日午後4時すぎ(日本時間17日午前6時すぎ)、日本野球機構(NPB)と協議していた新ポスティングシステム(入札制度)が日米間で締結されたと発表した。
MLB最高執行責任者のマンフレッド氏は「さまざまな問題に取り組みながら、穏便に合意に達することができてうれしい。大リーグ機構は、長年にわたるNPBとの関係を尊重し、今後もともに野球の発展に協力していきたい」とコメントを出した。
メジャー挑戦の希望を持つ楽天の田中将大投手(25)は従来の制度が失効していたため、今オフ移籍の道が閉ざされていたが、新制度が締結されたことで可能になる。楽天の立花陽三球団社長は17日に田中の意思を確認する。いずれにせよ田中の去就をめぐって停滞していたメジャーの移籍市場が一気に動き出すことになりそうだ。
新制度ではメジャー移籍を希望する選手が所属する日本の球団が2000万ドル(約20億6000万円)を上限に移籍金を設定。複数のメジャー球団が応じた場合、選手はすべての球団と交渉できる。従来は最高額を提示した1球団のみだった。
申請期間は11月1日から翌年の2月1日までで、新制度の有効期間は今オフから3年となった。
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