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【格闘技】

亀田ジムが徹底抗戦の構え

2013年12月17日 紙面から

 IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦(3日)で敗れた亀田大毅(24)がIBF王座を保持し続けている問題で、JBC(日本ボクシングコミッション)は16日、聴聞の最後通告を受けている亀田ジムが20日までに応じる返答をしていることを明かした。しかし、弁護士を代理人に立てることも伝えており、法廷闘争を含めた徹底抗戦の構えとも受け取られている。

 JBCの浦谷信彰事務局長代行によると、JBCは亀田ジムの3人に話を聞きたいと伝えたが、一人が日程調整できず、代わりに弁護士を代理人に指定したという。3人は亀田ジム吉井会長、嶋マネジャー、亀田プロモーションの亀田興毅社長と見られる。弁護士の名は明かされていない。

 この問題は、試合前日にWBA王者ソリスの計量失敗・王座剥奪が決まり、その時点で「IBF王者の大毅も負けたら王座は空位」と決めたにもかかわらず、嶋マネジャーが試合後に「大毅が負けても王者のままと確認されていた」と発言し、混乱を呼んでいる。聴聞次第では亀田ジムが閉鎖に追い込まれる重い処分も予想されている。 (竹下陽二)

 

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