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中畑清は、 監督になった。
 

今日のダーリン

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・任天堂の山内さんが亡くなったときに、
 「ぼくの人生をおもしろくしてくれた」人だ、と思った。
 この人がいたから変わった運命というものがある。
 すごいことだなぁと、つくづく思えた。
 
 そういえば、と吉本隆明さんのことを思い出した。
 吉本さんにも「ぼくの人生をおもしろくして」もらった。
 この人がいなかったら、ということは想像もできない。
 
 先日は、堤清二さんが逝かれた。
 ああ、この人も「ぼくの人生をおもしろくしてくれた」。
 30歳そこそこの「わかぞう」に、
 しっかり本気で相手をしてくれていた。
 
 「人生をおもしろくしてくれた」ということばは、
 山内さんのことを考えていて思いついたのだけれど、
 これは、ぼくにとってずいぶんと大きな発見だった。
 
 亡くなった人ばかりではない。
 昨日コンサートを堪能したばかりの矢沢永吉も
 「ぼくの人生をおもしろくしてくれた」人だ。
 やっぱり、この人がいたせいで、
 ぼくの人生はたしかに変わったと思える。
 
 生きている人をひとり思いついたら、
 身近な人びとについても、いくらでも思いついてしまう。
 いちいち言わないけれど、小学校時代のクラスメイトや、
 何人もの先生たち、失恋のお相手やらなにやら、
 ひょっとすると長いこと嫌いだった誰それだって、
 「ぼくの人生をおもしろくしてくれた」人だと思える。
 人間以外の動物やら、エジプトのピラミッドやら、
 昔の人が書いた本やら映画やら音楽やら‥‥切りがない。
 
 もともとたったひとりの山内さんのことを考えて、
 ああ「ぼくの人生をおもしろくしてくれた」と、
 感謝と感慨をこめて思ったことばが、
 勝手にころころと転がって、大きく増殖していく。
 ごめんなさいね、山内さん‥‥でも、
 こうやってたったひとりを想像した気持ちが、
 こんなになるのって、とてもおもしろいことですよね?

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ぼくらも、あなたの人生を、おもしろくできますように。

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