飯田グループホールディングスは16日、2014年3月期の連結純利益が353億円になる見通しだと発表した。期末配当は16円とする方針。低価格の戸建て分譲住宅大手の一建設やアーネストワンら6社が統合し、共同持ち株会社である飯田GHDが11月、東京証券取引所に上場した。
子会社の決算期などが異なるため、統合初年度は前年比較できない。売上高は7390億円となる見通し。消費増税前の駆け込み需要や住宅ローン金利の先高観を背景に、戸建て分譲住宅が好調に推移。主力の首都圏に加え、近畿地方などに販売エリアを広げたことも寄与する。経常利益は580億円を見込んでいる。
飯田GHDは同日、統合に伴い発生するのれんが約2040億円になる見込みで、20年間で償却すると発表した。
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飯田グループホールディングス |