財務省は16日、証券会社や大手銀行の関係者を集めた国債に関する懇談会を開き、2014年度の国債発行計画を議論した。インフレに強い投資対象とされる物価連動国債の発行額について「追加の検討を要望したい」との意見が出た。
財務省は来年度、物価動向に応じて元本が変わる連動債を1兆2千億円と前年度に比べ倍増する方針。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の購入の開始などによって需要が大きく膨らむと判断した場合は発行額を2倍以上に増やす方向で調整する。
流動性を高める手法も見直す。財務省は来年1月、新しく発行する10年債の償還期限や利率を既発債に合わせ、同一銘柄として発行できる「リオープン」制度を拡充する。現在は既発債との金利差が0.15%以内であれば同一銘柄にできるが、この条件を0.20%に広げる。同一銘柄の発行額が増えれば、日銀の大量買い入れで低下してきた市場の流動性を高められると期待している。
日銀
日経平均(円) | 15,152.91 | -250.20 | 16日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,881.85 | +126.49 | 16日 13:38 |
英FTSE100 | 6,522.20 | +82.24 | 16日 16:35 |
ドル/円 | 102.98 - .00 | +0.11円安 | 17日 3:34 |
ユーロ/円 | 141.68 - .72 | +0.23円安 | 17日 3:34 |
長期金利(%) | 0.685 | ±0.000 | 16日 16:43 |
NY原油(ドル) | 96.60 | -0.90 | 13日 終値 |
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