経済中国、天津市でも自動車購入制限 抽選方式、大気汚染対策で2013.12.16 18:20

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中国、天津市でも自動車購入制限 抽選方式、大気汚染対策で

2013.12.16 18:20
深刻な大気汚染が続く中国・上海=12月6日(AP)

深刻な大気汚染が続く中国・上海=12月6日(AP)

 中国の天津市は、16日から自動車の購入制限措置を導入すると発表した。深刻化する大気汚染や渋滞を抑え込むのが狙い。既に北京、上海なども実施しており、今後も大都市を中心に対象地域が広がりそうだ。

 抽選に当たった個人や企業に限ってナンバープレートを取得できるようにする。来年3月からは、プレートの末尾の数字により市内中心部を走行できる曜日も制限する。

 中国メディアによると、導入が発表されたのは前日の15日夜で、販売店には制限措置の実施前に購入契約しようと、客が殺到した。

 中国は近年マイカーが急速に普及し、新車の年間販売台数は米国を超えて世界首位になっている。排気が微小粒子状物質「PM2・5」を含む大気汚染の一因になっているほか、都市部では毎日のように大渋滞が発生している。(共同)

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深刻な大気汚染が続く中国・上海=12月6日(AP)

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